
ついにプロ野球開幕!スタートダッシュを決めるのはどの球団か?藤川新監督率いる阪神や、今年こそリーグ優勝を狙う日ハムの結果は
2025年3月28日、ついにプロ野球が開幕した。約2か月に及ぶキャンプやオープン戦を経て、各チームがこの日を目指して万全の準備を整えてきたことだろう。そして、注目の開幕カードでスタートダッシュを決めたのは果たしてどのチームなのか。今回は、阪神や日ハムの試合を振り返っていく。※トップ画像出典/photoAC

セ・リーグ阪神・村上が開幕から135球の熱投!藤川新監督の初陣を飾った
3/28
広島 0-4 阪神
勝 村上頌樹(1勝0敗0S) S 岩崎優(0勝0敗1S)
負 森下暢仁(0勝1敗0S)
巨人 6-5 ヤクルト
勝 マルティネス(1勝0敗0S)
敗 清水昇(0勝1敗0S)
DeNA 5-0 中日
勝 東克樹(1勝0敗0S)
敗 高橋宏斗(0勝1敗0S)
3/29
広島 2-3 阪神
勝 及川雅貴(1勝0敗0S) S 岩崎優(0勝0敗2S)
負 床田寛樹(0勝1敗0S)
巨人 12-0 ヤクルト
勝 赤星優志(1勝0敗0S)
敗 吉村貢司郎(0勝1敗0S)
DeNA 0-1 中日
勝 松葉貴大(1勝0敗0S) S 松山晋也(0勝0敗1S)
敗 バウアー(0勝1敗0S)
3/30
広島 2-0 阪神
勝 森翔平(1勝0敗0S) S 栗林良吏(0勝0敗1S)
負 門別啓人(0勝1敗0S)
巨人 3-0 ヤクルト
勝 石川達也(1勝0敗0S) S マルティネス(1勝0敗1S)
敗 高橋奎二(0勝1敗0S)
DeNA 2-1 中日
勝 平良拳太郎(1勝0敗0S) S 入江大生(0勝0敗1S)
敗 メヒア(0勝1敗0S)
注目カードは、広島対阪神。春の高校選抜大会の影響で甲子園が使用できない阪神は、広島の本拠地で開幕を迎えた。予想通り、阪神のスタメンは全員球団生え抜きの日本人選手が並んだ。阪神の先発は村上、広島の先発は森下と両者とも初の開幕投手。試合はさっそく初回に動く。中野拓夢がフォアボールで出塁すると、迎えるのは佐藤輝明。3球目のチェンジアップを捉えた打球は、打った瞬間ホームランと分かる会心の当たりで阪神が2点を先制した。そのまま迎えた8回表、この回先頭の近本光司がツーベースで出塁すると、大山悠輔、前川右京の連続タイムリーで4点差に。村上は9回裏のマウンドに上がるもフォアボールやヒットでワンアウト1・3塁のピンチ。モンテロをセカンドフライに打ち取ったところで村上は降板し、守護神岩崎にマウンドを託した。岩崎は秋山翔吾を見逃し三振に切って取り試合終了。開幕初戦、そして藤川球児新監督の初陣を勝利で飾った。
続く第2戦は、阪神富田蓮、広島床田の投げ合い。先にチャンスが訪れたのは広島。4回裏、小園海斗と秋山の連続ヒットでチャンスを作ると、ファビアンがセカンドゴロ。ゲッツー崩れの間に1点を先制した。しかしすぐさま阪神が反撃に出る。前川がツーベースで出塁し、木浪聖也がセンター前ヒットのタイムリー。際どいタイミングに新井貴浩監督がリクエストを要求するも覆らず、阪神が同点に追いついた。その後広島は押し出しで1点追加。再びビハインドの展開で6回表、先頭の近本がヒットで出塁すると送りバントで2塁に。そして今シーズン阪神の4番に座る森下翔太を迎える。2球目を捉えたあたりはレフトスタンドへと一直線。たちまち逆転に成功しそのまま阪神が逃げ切った。
そして、阪神2連勝で迎えた第3戦。森と門別の投げ合いで始まった。4回裏、広島はこの回先頭の秋山が11球粘った末のフォアボールや、ファビアンのヒットでノーアウト1・3塁。菊池涼介による犠牲フライで先制に成功した。続く5回裏にも追加点を入れ2点差に。8回表には、先頭の前川がデッドボールや梅野隆太郎のヒットでチャンス到来。しかしここで先発の森は降板しハーンがマウンドに上がると、後続を完璧に封じピンチを凌いだ。試合はそのまま終了。阪神をわずか2安打に抑えての勝利だった。
パ・リーグは、悲願のリーグ優勝を狙う日ハムと西口新監督が率いる西武
3/28
西武 0-2 日ハム
勝 金村尚真(1勝0敗0S)
負 今井達也(0勝1敗0S)
オリックス 3-2 楽天
勝 マチャド(1勝0敗0S)
負 鈴木翔天(0勝1敗0S)
ソフトバンク 2-8 ロッテ
勝 中森俊介(1勝0敗0S)
負 有原航平(0勝1敗0S)
3/29
西武 2-3 日ハム
勝 福谷浩司(1勝0敗0S) S 田中正義(0勝0敗1S)
負 ウィンゲンター(0勝1敗0S)
オリックス 4-5 楽天
勝 則本昂大(1勝0敗0S) S 内星龍(0勝0敗1S)
負 山田修義(0勝1敗0S)
ソフトバンク 4-5 ロッテ
勝 ゲレーロ(1勝0敗0S) S 益田直也(0勝0敗1S)
負 藤井皓哉(0勝1敗0S)
3/30
西武 5-7 日ハム
勝 バーヘイゲン(1勝0敗0S) S 齋藤友貴哉(0勝0敗1S)
負 髙橋光成(0勝1敗0S)
オリックス 6-1 楽天
勝 髙島泰都(1勝0敗0S)
負 辛島航(0勝1敗0S)
ソフトバンク 4-7 ロッテ
勝 木村優人(1勝0敗0S) S 鈴木昭汰(0勝0敗1S)
負 杉山一樹(0勝1敗0S)
パ・リーグの注目カードは、西武対日ハム。悲願のリーグ優勝を狙う新庄日ハムと、2年連続Bクラスからの再起を誓う西口西武がどのような戦いを繰り広げるのか期待だ。西武の先発は2年連続で今井、日ハムはプロ3年目で初の開幕投手を任された金村でプレイボール。開幕戦という特別な試合でも、両投手とも落ち着いたピッチングを披露し、前半戦は静かな投手戦となった。両軍ヒットはあるものの決定打にかけ6回まで0対0で進む。均衡を破ったのは7回表の清宮幸太郎。初球インコース、ベルト付近のストレートを素早く腰を切って見事にたたき、ライトスタンドへ今季第1号となる値千金の先制ホームランを打ち込んだ。その後、9回には4番フランミル・レイエスにもホームランが飛び出し、日ハムがしびれる投手戦を制した。金村は、嬉しい自身初の完封勝利となった。
第2戦は西武渡邉勇太朗、日ハム加藤貴之の投げ合いとなった。初回1番万波中正がいきなりレフトオーバーの2ベースヒットを放つ。清宮が打ったセカンドゴロの間に万波が生還し、前日に続いて日ハムが先制した。4回にも1点追加し、このまま日ハムペースになるのかと思いきや、西武先発の渡邉は粘りのピッチング。7回まで投げ2失点で抑えた。西武攻撃陣は、6回に外崎修汰のタイムリーヒットで1点返し、8回裏には、1アウト1・3塁のチャンスにルーキーの渡部聖弥がバットを折りながらも執念のレフト前タイムリーで同点に追いつく。渡部はうれしいプロ初打点となった。そのまま試合は延長戦へ。10回表、新加入のトレイ・ウィンゲンターを日ハム打線が捕まえる。1アウト2・3塁の絶好のシチュエーションで、7番上川畑大悟のセンター前ヒットで勝ち越す。この1点を守り抜き日ハムが2連勝となった。
第3戦はオープン戦3勝の西武髙橋光成とオープン戦好調だったドリュー・バーヘイゲンの登板とあって投手戦が予想されたが、初回両投手とも早くも1失点。髙橋は3回表ヒットとフォアボールでランナー1・2塁となり、4番野村佑希に初球の高めストレートをレフトスタンドへ運ばれて3失点、5回にもランナー2塁で再び野村に初球の変化球をうまく合わせられ2打席連続ホームランを浴びまさかの6失点。悔しい結果となった。試合は終盤西武が反撃を見せるものの、9回を新守護神の齋藤友貴哉が見事に抑え、日ハムが開幕戦カードを3連勝で締めくくった。
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