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レジェンドと笑顔が交差する「Sport in Life」イベント!"優しいサッカー"で繋がる温かい一日

秋晴れの空の下、スポーツ庁の「Sport in Life推進プロジェクト」の一環として、ウォーキングフットボールのイベントが開催された。競わずに「歩いて楽しむ」ことをテーマに、スポーツを愛する人々が年齢や性別を越えて集まり、温かいプログラムが次々と展開された。元日本代表のレジェンドたちも登場し、ボールが交わされるたびに会場には笑顔と笑い声が広がった。競技を超え、思いやりと一体感が生まれるウォーキングフットボールの新しい魅力が、参加者一人ひとりの心に深く刻まれた。※トップ画像撮影/松川李香(ヒゲ企画)

圖標Ippei Ippei | 2024/11/15

11月9日、「Sport in Life  ウォーキングフットボールDay」が開催され、秋の青空の下、会場にはスポーツへの熱い気持ちを持った参加者たちが次々と集まってきた。会場横には「ミニフットゴルフ」が設置され、子どもから大人まで早速ボールを蹴り、楽しそうに遊ぶ姿が広がっている。みんな、今日のイベントを楽しみにしている様子だ。

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撮影/松川李香(ヒゲ企画)

そして、イベントの幕開けを告げるMCの挨拶が始まり、会場が静まり返ると、スポーツ庁の担当者からも力強いメッセージが送られ、会場の雰囲気が引き締まる。Thumb img 6833

撮影/松川李香(ヒゲ企画)

そしてゲストたちが登場する瞬間――「野人」岡野雅行がいきなりのダッシュで入場!会場が驚きと歓声に包まれ、緊張気味だった空気が一瞬で和らぐ。まるで彼のエネルギーが会場全体に伝わったかのようだ。この日参加する元日本代表のレジェンドたちは、岡野の他にも、小林弥生、宮間あや、そして佐藤勇人。どの選手も場の空気を楽しみ、参加者に親しみやすい笑顔を向けている。

みんなで踊る「クラッキ!ダンス」で、さらに一体感が広がる

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撮影/松川李香(ヒゲ企画)

ゲスト紹介の後は、参加者全員でウォーミングアップ。用意された「クラッキ!ダンス」を踊りながら、会場は笑顔と笑い声が交差する温かい雰囲気に包まれた。恥ずかしそうに動き出す人、少しぎこちないステップの人、そしてそれを微笑ましく見守るレジェンドたち。見知らぬ同士だった参加者が、自然と笑顔でアイコンタクトを交わす姿が印象的だった。みんなの顔がほぐれていく様子が、これから始まるイベントへの期待をさらに高める。

“走らないサッカー”の奥深さに驚き!ウォーキングフットボールの妙技

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撮影/松川李香(ヒゲ企画)

そしてついにキックオフ。今日の主役は「ウォーキングフットボール」だ。レジェンドも交じり、参加者チームに溶け込んでのプレーが始まる。走ってはならず、早歩きも禁止。普段のサッカーとは違うルールに少し戸惑いながらも、ボールを奪うためのパスカットに集中し、老若男女が一体となってボールを追いかける。とりわけ岡野は「走れないなんてキツイ」と言いながら、必死に抑えたくなる自分の本能を封印している様子が会場の笑いを誘った。

試合が進むと、ちょっとしたハプニングも。岡野が放ったシュートが、佐藤の足に当たってゴールへ転がり、オウンゴールに。思わず顔を見合わせる二人に、周囲は大爆笑。レジェンドも参加者も一緒に笑い合い、ハイタッチが交わされると、ここにいる全員が一つのチームになったような一体感が生まれていく。

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撮影/松川李香(ヒゲ企画)

小さなキッカーからベテラン選手まで、老若男女が楽しめるウォーキングフットボール

小林弥生と宮間あやの"なでしこペア"は、参加者の子どもたちと触れ合いながら笑顔でプレー。小さなキッカーに優しく声を掛け、パスを受け取るたびに「ナイス!」と励ます姿が、まるで家族のようで温かい空気を生んでいた。

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撮影/松川李香(ヒゲ企画)

また、フェアプレーが発揮されるたびに、グリーンカードが提示され、佐藤が「本当に優しいスポーツですね」とポツリ。参加者もみな、ただ勝ち負けにこだわらない、思いやりのあるプレーを心がけているのが伝わってくる。

白熱の決勝戦、勝敗の行方は…新たなチャレンジ「ミニフットゴルフ」で決着!

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撮影/松川李香(ヒゲ企画)

予選を通過したチームが次々に勝ち進み、いよいよ迎えた決勝戦。お互い一歩も譲らない熱戦が繰り広げられるが、試合は同点のまま。最後は「ミニフットゴルフ」で勝負が決められることに!参加者の緊張が高まる中、ゴールを狙うキックに挑戦するたび、会場から「がんばれ!」と応援が飛び交う。なかなか得点が決まらずドキドキの時間が続いたが、ついに決着がつくと会場は一気に歓声と拍手に包まれた。

レジェンドたちの言葉が心に響く、締めくくりの挨拶

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撮影/松川李香(ヒゲ企画)

表彰式の後、3位以上のチームにはレジェンドたちからトロフィーが贈られ、全員で記念撮影。最後にそれぞれが今日の感想を語り、温かな雰囲気でイベントを締めくくった。

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撮影/松川李香(ヒゲ企画)

宮間は「みなさんと過ごした時間は本当に楽しく、またこうして集まれる日を楽しみにしています」と述べ、佐藤は「無理をしないで協力し合い、楽しむ姿勢が人生にも通じるものがあると感じた」と深いメッセージを込めて感謝の言葉を伝えた。

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撮影/松川李香(ヒゲ企画)

そして岡野は、「走れないサッカーに自分を呼んだ理由がやっと分かりました」と笑いを誘いながらも、「このスポーツで繋がれる素晴らしさを感じました」と締めくくり、みんなを温かい拍手で送り出した。

優しさと絆が心に残る「Sport in Life」

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撮影/松川李香(ヒゲ企画)

走ることが当たり前のサッカーではなく、あえて「歩く」ことで得られるスポーツの新しい楽しさ。そこに生まれる温かい絆と、思いやりあふれるプレーの数々。競い合うだけではない、スポーツの持つ深い魅力を再確認できたこのイベントは、誰もが笑顔で終えられる貴重な時間だった。最後はスタッフも含め全員で集合写真を撮影し、みんなの心に「また会おう」という気持ちが宿る、心温まる一日だった。