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FC町田ゼルビア・黒田監督「今後の成長に向けてもすごくいい勝利だった」J1第9節全試合の決定的なプレーをプレイバック

やべっちスタジアム #157はJ1第9節全試合の決定的なプレーをダイジェスト版でお届け。試合直後にFC町田ゼルビアの黒田監督や神戸の武藤選手からコメントもいただいた。※トップ画像:出典/Getty Images

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名古屋は6試合負けなしと絶好調

J1第9節、開幕から無敗のセレッソはリーグ戦5試合負けなしの名古屋と対戦。前半13分セレッソのコーナーキック。これを合わせたのは舩木翔選手だが相手のGKミッチェル・ランゲラック選手に阻まれる。後半20分、今度は名古屋のコーナーキック。和泉竜司選手のシュートはブロックされ次に三國ケネディエブス選手がシュートを放つ。これが三國のJ1初ゴールとなり、名古屋が先制。この2分後ランゲラクのパスをルーカス・フェルナンデス選手が奪うとそのままクロス。これが相手のオウンゴールを誘いセレッソが同点に追いついた。

1-1で迎えた名古屋のフリーキックから、最後は永井謙佑選手が鮮やかなボレーシュートを決め、名古屋は2点目を追加。永井は今シーズン3ゴール目となるゴールとなった。追いつきたいセレッソは後半40分香川真司選手からのパスに、レオセアラ選手がシュートを放つ。しかし、わずかにゴールをとらえることができず、試合はそのまま終了し、名古屋グランパスの勝利に。名古屋は6試合負けなしと絶好調だ。セレッソ大阪は今シーズン初の黒星となった。

続いてJ1第9節の北海道コンサドーレ札幌とサンフレッチェ広島の対戦をチェック。上位浮上のきっかけをつかみたい現在19位の札幌は、2位広島との一戦を迎えた。ホームの札幌は前半10分浅野雄也選手から抜け出したスパチョーク選手がロングシュートを放つ。DFに当たったボールがゴールに吸い込まれていき、1点目を決めた。スパチョークは今季初ゴールを飾り、札幌が先制する。先制を許した広島は前半22分、川村拓夢選手がシュートを放つも惜しくも枠をとらえられず。その4分後に広島の加藤陸次樹選手が2度にわたりシュートを放つもGK菅野孝憲選手が手堅くセーブ。無失点で前半を折り返す結果となった。そして後半5分、1点を追う広島は、ペナルティエリア内のこぼれ球を拾った大橋祐紀選手のパスを中野就斗選手がとらえ、同点に追いつくシュートを決めた。勢いに乗る広島はこの後も何度もシュートを打つ攻撃的なプレーを見せたが、得点にはつながらずに、結果としては1-1の同点に終わった。

FC町田ゼルビア・黒田監督「今後の成長に向けてもすごくいい勝利だった」

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出典/Getty Images

続いては、9位のFC東京と3位FC町田ゼルビアの対戦をチェック。3試合負けなしのFC東京、前節首位から陥落した町田との一戦となる。前半14分、町田はコーナーキックのチャンスを迎えると、ナサンホ選手がコーナーキックを受け止めダイレクトにゴールへ。町田が先制点となった。一方ホームとなっているFC東京は、前半19分、ゴール前の混戦から相手のハンドを誘い、PK戦へと持ち越した。キッカーは小柏剛選手。GK谷晃生選手は触るも防げずにゴールへと押し込まれていき、同点へ。振り出しに戻された町田は、ロングパスを受けた望月ヘンリー海輝選手からのギリギリのパスをオセフン選手が頭で押し込みゴールに。この後もFC東京の小柏がヘディングするもポストに阻まれたり遠藤渓太選手もシュートを打つが、惜しくもチャンスを逃し、2-1で町田の勝利となった。町田は首位返り咲き。町田の黒田監督は「オリンピック予選でいない選手たちがいるなど選手が揃わない中、残された選手たちが躍動し、結果を出してくれること、これがいい薬になる。今後の成長に向けてもすごくいい勝利だったと思う」とコメント。

今シーズン初の連勝を狙う神戸は、アウェイで湘南と対戦。昨年8月に大けがをし、リハビリ中の齊藤未月選手もスタジアムを訪れ試合観戦に。前半22分に神戸の酒井高徳選手が左足から強靭なシュートを放つも、GK馬渡洋樹選手が片手でパンチし、ゴールを許さず。対する湘南は後半3分、杉岡大暉選手が滑り込むも、神戸は堅い守りでゴールを死守。1点がほしい神戸は17分、前節はけがで出場しなかった大迫勇也選手を送り込む。すると直後の18分に酒井からの大迫がいきなりゴール・・・かと思われたがオフサイドに。その後は互いにチャンスを作るも両者決定力を欠き、ゴールまではいかず。迎えた後半のアディショナルタイム。エース大迫から武藤嘉紀選手へのホットラインが決まり得点。試合は1-0で神戸の劇的勝利で幕を閉じ、今シーズン初の連勝を飾った。武藤は「中にDFが固まっていたのは分かっていたので、とにかく大迫選手の視野に入ることを意識した。なおかつフリーで打てる場所を考えて一歩引いたところで受けようと思った」とコメント。なお、ゴールポーズは、前節に続きお子さんにむけたゴールパフォーマンス。目の前で披露することができた。

『やべっちスタジアム』#157 J1、U23日本代表、ACL準決勝、全部深堀り!より
配信日:2024年4月22日

※記事内の情報は放送当時の内容を元に編集して配信しています