ヴァンフォーレ甲府一筋17年のキャリアに幕!石原克哉選手の引退試合をレポート
ヴァンフォーレ甲府一筋で17年間プレーし、2017年シーズン限りで現役生活にピリオドを打った石原克哉選手(現クラブアンバサダー)の引退試合が、大型連休最終日の5月6日、中銀スタジアムで開催された。 今回は、石原選手の最後の勇姿を見届けようと、懐かしの名選手や多くのサポーターが詰めかけた、この試合の様子をレポートする。
白鳥淳一
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2019/05/16
試合は「ヴァンフォーレ甲府レジェンズ対石原克哉とゆかいな仲間たち」による90分の試合形式。選手交代自由のルールで行われた。各チームの出場選手は、下記の通り。
[ヴァンフォーレ甲府レジェンズ] 監督/海野一幸
1/GK/阿部謙作3/DF/御厨貴文5/MF/田森大己7/MF/石原克哉8/MF/倉貫一毅 9/FW/須藤大輔 10/MF/藤田健 11/FW/小倉隆史 13/MF/美尾敦 17/MF/外池大亮18/FW/長谷川太郎 19/DF・FW/池端陽介 22/DF/井上雄幾23/FW/山崎光太郎33/FW/宇留野純77/MF/土橋宏由樹
[石原克哉とゆかいな仲間たち] 監督/輿水順雄
1/GK/吾妻弘将3/DF/冨田大介6/MF/マルキーニョスパラナ7/MF/石原克哉 8/MF/鶴見智美9/MF/東條公平10/MF/井澤惇11/FW/河本明人13/MF/鈴木啓太14/MF/吉野峻光17/DF/津田琢磨18/FW/小池悠貴19/DF・FW/盛田剛平22/MF/羽生直剛25/FW/平本一樹27/MF/阿部翔平30/MF/保坂一成41/DF/土屋征夫
前半は、ヴァンフォーレ甲府レジェンドチームで出場した石原克哉さん。2得点の活躍を見せた。「親交が深い」という浦和レッズのバンディエラ、鈴木啓太さんとのマッチアップも実現。
後半は「石原克哉とゆかいな仲間たち」チームで出場した石原さん。後半にもゴールを決め、チームメートに祝福される。個人としては両チームで3得点。現役時代には経験したことがなかった、自身初のハットトリックを達成。
後半途中には、石原克哉さんと一緒にプレーした山本英臣選手、ドゥドゥ選手もサプライズで登場。現役選手は試合に出場できないため、ピッチに入った瞬間に愛のこもった投げ技でわざと退場になるシーンを演じ、会場を沸かせた。
試合は8対5で、ヴァンフォーレ甲府レジェンズの勝利。試合後には、この日集まった胴上げメンバーによる胴上げや、引退挨拶などが行われ、チーム一筋17年のバンディエラはピッチに別れを告げた。
ーまずは、引退試合を終えた感想を教えてください。
石原克哉さん(以下石原): 引退から1年半ほど経っていることもあり、ブランクを感じさせてしまうような場面もあったかもしれませんが、試合を無事に楽しく終えることができてよかったです。
僕は日本代表に選出された経験もないですし、自分自身17年間クラブに在籍していただけの選手だと思っています。そんな僕の引退のために、多くの人が集まってくれて本当に嬉しく思っています。
ー引退試合に出場された顔ぶれの中には、懐かしい方々もいらっしゃったように思いますが?
石原: 出場選手は、交流の深かった方、移動距離の負担、そして動けそうな方(笑)などを基準に、僕自身が選ばせていただきました。
久しぶりにお会いした方もなかにはいらっしゃいましたが、現役時代と変わらない方が多かったのではないかと感じています。
ー参加された「選手」のなかには、現在は他チームの指導者として活躍されている方もいらっしゃいますね。
石原: 僕の引退試合への参加を許してくださった、他チーム関係者の方々のご配慮に心から感謝したいです。それと同時に、僕らヴァンフォーレ甲府も、誰かに感謝されるようなクラブでありたいという想いが一層強くなりました。
ーヴァンフォーレ甲府のアンバサダーとしての活動や、アカデミーのコーチとして新たなキャリアをスタートさせていますが、目標などはありますか?
石原: プレーさせてもらったクラブへの恩返しをしたいという気持ちは、日に日に強くなっています。
指導者としては、まだキャリアを歩みはじめたばかりですが、将来的には、トップチームのスタメンに何人も名を連ねるような選手を何人も輩出していきたいと思っています。
引退試合を終え、次のキャリアへの歩みをより強めた石原克哉さん。セカンドキャリアでの活躍にも大いに期待したい。
合作覆蓋面・写真提供:ヴァンフォーレ甲府
[ヴァンフォーレ甲府レジェンズ] 監督/海野一幸
1/GK/阿部謙作3/DF/御厨貴文5/MF/田森大己7/MF/石原克哉8/MF/倉貫一毅 9/FW/須藤大輔 10/MF/藤田健 11/FW/小倉隆史 13/MF/美尾敦 17/MF/外池大亮18/FW/長谷川太郎 19/DF・FW/池端陽介 22/DF/井上雄幾23/FW/山崎光太郎33/FW/宇留野純77/MF/土橋宏由樹
[石原克哉とゆかいな仲間たち] 監督/輿水順雄
1/GK/吾妻弘将3/DF/冨田大介6/MF/マルキーニョスパラナ7/MF/石原克哉 8/MF/鶴見智美9/MF/東條公平10/MF/井澤惇11/FW/河本明人13/MF/鈴木啓太14/MF/吉野峻光17/DF/津田琢磨18/FW/小池悠貴19/DF・FW/盛田剛平22/MF/羽生直剛25/FW/平本一樹27/MF/阿部翔平30/MF/保坂一成41/DF/土屋征夫
前半は、ヴァンフォーレ甲府レジェンドチームで出場した石原克哉さん。2得点の活躍を見せた。「親交が深い」という浦和レッズのバンディエラ、鈴木啓太さんとのマッチアップも実現。
後半は「石原克哉とゆかいな仲間たち」チームで出場した石原さん。後半にもゴールを決め、チームメートに祝福される。個人としては両チームで3得点。現役時代には経験したことがなかった、自身初のハットトリックを達成。
後半途中には、石原克哉さんと一緒にプレーした山本英臣選手、ドゥドゥ選手もサプライズで登場。現役選手は試合に出場できないため、ピッチに入った瞬間に愛のこもった投げ技でわざと退場になるシーンを演じ、会場を沸かせた。
試合は8対5で、ヴァンフォーレ甲府レジェンズの勝利。試合後には、この日集まった胴上げメンバーによる胴上げや、引退挨拶などが行われ、チーム一筋17年のバンディエラはピッチに別れを告げた。
ーまずは、引退試合を終えた感想を教えてください。
石原克哉さん(以下石原): 引退から1年半ほど経っていることもあり、ブランクを感じさせてしまうような場面もあったかもしれませんが、試合を無事に楽しく終えることができてよかったです。
僕は日本代表に選出された経験もないですし、自分自身17年間クラブに在籍していただけの選手だと思っています。そんな僕の引退のために、多くの人が集まってくれて本当に嬉しく思っています。
ー引退試合に出場された顔ぶれの中には、懐かしい方々もいらっしゃったように思いますが?
石原: 出場選手は、交流の深かった方、移動距離の負担、そして動けそうな方(笑)などを基準に、僕自身が選ばせていただきました。
久しぶりにお会いした方もなかにはいらっしゃいましたが、現役時代と変わらない方が多かったのではないかと感じています。
ー参加された「選手」のなかには、現在は他チームの指導者として活躍されている方もいらっしゃいますね。
石原: 僕の引退試合への参加を許してくださった、他チーム関係者の方々のご配慮に心から感謝したいです。それと同時に、僕らヴァンフォーレ甲府も、誰かに感謝されるようなクラブでありたいという想いが一層強くなりました。
ーヴァンフォーレ甲府のアンバサダーとしての活動や、アカデミーのコーチとして新たなキャリアをスタートさせていますが、目標などはありますか?
石原: プレーさせてもらったクラブへの恩返しをしたいという気持ちは、日に日に強くなっています。
指導者としては、まだキャリアを歩みはじめたばかりですが、将来的には、トップチームのスタメンに何人も名を連ねるような選手を何人も輩出していきたいと思っています。
引退試合を終え、次のキャリアへの歩みをより強めた石原克哉さん。セカンドキャリアでの活躍にも大いに期待したい。
合作覆蓋面・写真提供:ヴァンフォーレ甲府