「日本代表は素晴らしいチーム」U24アルゼンチン代表GK コナン・レデスマが印象を語る
東京五輪の開催がおよそ100日後に迫るなか、U24アルゼンチン代表にオーバーエイジ枠での選出を目指すGKのレデスマ選手がインタビューに応じ、日本サッカーの印象や、自身のキャリアについて語った。
白鳥淳一
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2021/04/14
現在は、ラ・リーガのカディスCFに在籍し、正GKとして試合出場を続けているコナン・レデスマ選手。U24アルゼンチン代表の一員として、日本代表との親善試合に出場した後、4月10日(日本時間4月11日)にはカディスCFの一員として、久保建英選手が在籍するヘタフェと対戦。1−0で勝利を収めた。
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(C) Cádiz CF
ーーまずは、「オーバーエイジ」枠での出場を目指す東京五輪に向けた想いや、抱負を教えてください。
レデスマ:代表に選出されたことをとても嬉しく思っています。オリンピックに行けるかわからないなかでの今回の選出は、自分にとって素晴らしい経験でした。
メンバー入りするかどうかは、最終的には自分の選択ではなく、アルゼンチンサッカー協会の判断で決められます。でも、この経験は唯一のもので、誰も僕から奪うことはできませんし、国を代表してプレーできること以上に名誉なことはありません。
ーーアルゼンチン代表のユニフォームに袖を通し、伝統のあるチームでプレーすることに対して、「重み」を感じられることはありますか?
レデスマ:今チームは変革の時期にいると思いますが、それに対してリスペクトを持っています。アルゼンチンでは、サッカーやサッカー選手に対して時に強烈な批判がきます。でもアルゼンチン代表は、世界でも5、6番目に強いチームだと思うし、その国の代表に選ばれることは、常に素晴らしいことです。
(C) Cádiz CF
レデスマ:リーガに移籍後の最初の試合は、新型コロナウイルス感染症に伴う自粛の影響により、試合に出場できませんでした。第2節が開催される前に陰性反応が確認でき、トレーニングに参加しました。そして3試合目は、(移籍マーケットや手続きの関係で)出られませんでした。
でも、どんなシチュエーションであっても、スペインは自分が「挑戦したい」と思っていた国でしたし、モチベーションを保つためにそれ以上の理由は要りませんでした。自分に「スペインでトップレベルのGKになれるキャパシティがあること」を見せたいです。
(C) Cádiz CF
ーー3月には、U24日本代表と2試合にわたって対戦されました。対戦時に感じたサッカー日本代表の印象を教えてください。
レデスマ:素晴らしいチームだと思いました。正直に言って、とても驚きました。分析ビデオを見たときも、実際に試合をした時も驚きましたし、1試合目は1-0で勝ちましたが、2試合目は3-0で負けました。
ここ数年、色々なプロジェクトを通じて良くなっているチームだと認識していますし、世界の中で重要なチームの一つになるんじゃないかなと思っています。
ーーカディスCFは、Twitterなどを使って日本国内でも積極的に情報を発信されています。レデスマ選手はどのように感じられていますか?
レデスマ:カディスは色んな国で活動を展開していて驚いています。スポーツは世界を動かすし、予想もしていないところに辿り着くこともあります。スポーツ、サッカーは色んなところに存在していて素晴らしいです。
(C) Cádiz CF
ーー日本人にとっては、ラリーガはまだまだハードルが高いリーグという印象が強いのですが、レデスマ選手が感じたスペインサッカーの魅力や、難しさがあれば教えてください。
レデスマ:どのような選手がうまくできていてうまくできていないかといった分析はとても難しいですが、エイバル(乾貴士)やヘタフェ(久保建英)に良い選手がいますよね。
親善試合を通してもテクニックもあって賢い選手が多いと感じました。そういった選手を抱えた新しいジェネレーションが日本にはくるように感じています。
【取材協力 写真提供】
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(C) Cádiz CF
ーーまずは、「オーバーエイジ」枠での出場を目指す東京五輪に向けた想いや、抱負を教えてください。
レデスマ:代表に選出されたことをとても嬉しく思っています。オリンピックに行けるかわからないなかでの今回の選出は、自分にとって素晴らしい経験でした。
メンバー入りするかどうかは、最終的には自分の選択ではなく、アルゼンチンサッカー協会の判断で決められます。でも、この経験は唯一のもので、誰も僕から奪うことはできませんし、国を代表してプレーできること以上に名誉なことはありません。
ーーアルゼンチン代表のユニフォームに袖を通し、伝統のあるチームでプレーすることに対して、「重み」を感じられることはありますか?
レデスマ:今チームは変革の時期にいると思いますが、それに対してリスペクトを持っています。アルゼンチンでは、サッカーやサッカー選手に対して時に強烈な批判がきます。でもアルゼンチン代表は、世界でも5、6番目に強いチームだと思うし、その国の代表に選ばれることは、常に素晴らしいことです。
(C) Cádiz CF
ーー今シーズンからカディスCFに移籍し、「正GK」として試合に出場されているレデスマ選手ですが、CAロサリオ・セントラル(アルゼンチン・2013〜2019)で過ごされた6シーズンは、第2GKとして過ごされました。2020年にラ・リーガ移籍を果たされましたが、比較的「遅咲き」と言われるキャリアであると思います。試合に出られない期間は、どのように過ごされていましたか?
レデスマ:リーガに移籍後の最初の試合は、新型コロナウイルス感染症に伴う自粛の影響により、試合に出場できませんでした。第2節が開催される前に陰性反応が確認でき、トレーニングに参加しました。そして3試合目は、(移籍マーケットや手続きの関係で)出られませんでした。
でも、どんなシチュエーションであっても、スペインは自分が「挑戦したい」と思っていた国でしたし、モチベーションを保つためにそれ以上の理由は要りませんでした。自分に「スペインでトップレベルのGKになれるキャパシティがあること」を見せたいです。
(C) Cádiz CF
ーー3月には、U24日本代表と2試合にわたって対戦されました。対戦時に感じたサッカー日本代表の印象を教えてください。
レデスマ:素晴らしいチームだと思いました。正直に言って、とても驚きました。分析ビデオを見たときも、実際に試合をした時も驚きましたし、1試合目は1-0で勝ちましたが、2試合目は3-0で負けました。
ここ数年、色々なプロジェクトを通じて良くなっているチームだと認識していますし、世界の中で重要なチームの一つになるんじゃないかなと思っています。
ーーカディスCFは、Twitterなどを使って日本国内でも積極的に情報を発信されています。レデスマ選手はどのように感じられていますか?
レデスマ:カディスは色んな国で活動を展開していて驚いています。スポーツは世界を動かすし、予想もしていないところに辿り着くこともあります。スポーツ、サッカーは色んなところに存在していて素晴らしいです。
(C) Cádiz CF
ーー日本人にとっては、ラリーガはまだまだハードルが高いリーグという印象が強いのですが、レデスマ選手が感じたスペインサッカーの魅力や、難しさがあれば教えてください。
レデスマ:どのような選手がうまくできていてうまくできていないかといった分析はとても難しいですが、エイバル(乾貴士)やヘタフェ(久保建英)に良い選手がいますよね。
親善試合を通してもテクニックもあって賢い選手が多いと感じました。そういった選手を抱えた新しいジェネレーションが日本にはくるように感じています。
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