X Gamesが2度目の日本開催　四十住さくら、西矢椛らが抱負を語る

BMXフラットランド　佐々木元選手

去年初めて入った種目なので、ずっと出場するのが夢でしたし、僕の地元が千葉だということもあって、人生を懸けて立つという気持ちになれる舞台です。この20年で一番練習して挑んだ昨年の大会では、残念ながら優勝できませんでしたが、今年も果たせなかった思いに再挑戦できるのが嬉しいです。



 BMXフリースタイルパーク　中村輪夢選手（写真中央）

（昨年に続き）XGamesが日本で行われることが嬉しいです。 昨年は、1本目のドロップインでミスをしてしまったので、「今年こそは…」という気持ちです。プレッシャーを抱えないように、リラックスして頑張りたいと思います。 世界的に見ても、技の難易度はどんどん上がっていると思いますが、技のオリジナリティも出していけるように頑張りたいです。



男子スケートボードストリート 白井空良選手

世界のトップの人たちが集まるX Gamesは、自分にとっては小さい頃からの夢の舞台でした。昨年は千葉で開催されることになって、そこに自分も呼んでもらい、（３位に入り）メダルも獲得できた。自分にとっても特別な時間だった昨年に続き、今年もまた呼んでもらえたことがとても嬉しいです。昨年は3位でしたが、今回は優勝できたらいいなと思っています。



男子スケートボードバート　芝田モト選手

 昨年は日本でX Gamesが開催できて、そのすごい影響力も感じました。昨年よりも近くで試合が見られるようになる今年は、昨年以上に盛り上がるんじゃないかと期待しています。

昨年の千葉大会は、皆さんの温かい声援のおかげで、僕自身のモチベーションが上がりましたし、特別な感覚もありました。 （技の）完成度がいい感じに仕上がってきているので、「もっと格好良く見せられるんじゃないかな」と思っています。今から本番で滑るのが待ちきれません。



女子スケートボードストリート　西矢椛選手

 昨年は体調不良で試合に出られずに会場で見学していました。でも、その様子を見ていると「やっぱり（試合に）出たいな」と思いました。

（今大会では採点に入っていない）ベストトリックよりもランの方が好きなので楽しみたい。昨年出られなかった分も思い切り滑りたいです。



女子スケートボードパーク　四十住さくら選手

練習を頑張ってきたこともあり、昨年の大会では優勝することができ、みんなに恩返しが出来たと思っています。大会の日（昨年は4月22〜24日にかけて開催された）は、お母さんの誕生日でもあったので、本当に金メダルを取ることができてよかったです。

会場のスクリーンにもお母さんの姿が映し出されていたようですけど、実は全然わかりませんでした（笑）。（試合を終えて）お母さんからは「おめでとう」という言葉をもらいました。 今年は苦手な540（ファイブフォーティ・空中で身体を一回転させる大技で、東京五輪の時にもこの技を２度成功させ、金メダルを獲得した）本番で決めて、今年も優勝出来たら良いなと思っています。



 スケーター、トニー・ホーク（Tony Hawk）が  「X Games Chiba 2023」のために来日し、  男子スケートボードバートのベストトリック部門には、「スケート界の神」と言われる伝説的なスケーターのトニー・ホーク選手の出場も決定した。



次々と繰り出される難易度の高いトリックは今大会の見どころだ スケートボード、BMX、Moto Xの3競技、全11種目で開催される今大会。世界最高峰の技の競い合いに注目したい。