40歳の肉体改造チャレンジ ~Vol.1:驚愕の体脂肪~
「40代になると一気に身体にガタがくるよ」と数年前に先輩から言われた。「自分はまず大丈夫だろう」とこの言葉をずっと忘れていた。しかし、昨年7月に40歳となってから、その言葉の通り、身体の複数箇所に不調が続出。「なんとかせねば!」とパーソナルトレーニングジムの門を叩いた。
小池菊池
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2023/05/22
私はジムの会員になったことで満足してしまい、継続できたことがない。
ここ20年で通算して10箇所くらいのスポーツジムに通った。継続して通えるようにある時は職場の近くに、ある時は自宅の近くのジムに。意志の弱さと筋トレ嫌いから9箇所のジムはスタートして約1ヶ月後から、ほぼ通わない幽霊会員になり、まるでジムに募金をしているようだった。
唯一、数ヶ月通えたのはセミパーソナルのジムだ。担当トレーナーとの日程の約束が毎回あったのでサボりづらかったからだ。今回はパーソナルなので、よりサボれない。「今度こそは身体を変えよう!」と4月にオープンしたばかりで、外苑前駅徒歩30秒と通いやすい場所にあるT-Fitness(t-fitgroup.com)にまずは1年間通うことに。「1回50分のトレーニングを週2回」受け、1年間続ける。そして、月1くらいのペースでどのように身体が変わっていくかレポートしていく(ガンバリマス)。
出迎えてくれたのは、トレーナーの笹森大生さんだ。私よりも一回り以上若く、筋力は数倍はありそうだ。1年後には笹森さんのような身体になれているだろうか。目標にしよう。
はじめにカウンセリングを受け、どのような身体になりたいかを話す。まずは現状の報告だ。「筋トレしない→サッカーする→身体のあちこちが痛む→マッサージにいく→サッカーする→身体のあちこちが痛む→マッサージにいく」最近はこの繰り返しだ。
一時的にマッサージに行くと身体は楽になるが、肝心の筋力がないままサッカーをするので、筋力不足から膝や腰、股関節など、あらゆる場所が痛みだす。「筋力を付けてこの負のループから抜け出したい」と要望を伝えた。
続いて、体重や体脂肪のチェックだ。週2回くらいはフットサルやサッカーをしているので11%くらいだろうと想定し、体組成計に乗った。
なんと18.6%!!
想定外の数字を見て、一気に焦る気持ちと同時に、肉体改造の機会ができてよかったという気持ちも。
まずはベンチプレスのやり方を改めて習う。パーソナルのいいところは、しっかりフォームを見てもらいながら教えてもらえるところだ。そして「呼吸が浅い」との指摘が。「まずはたくさん吐くこと、吐けば自然と吸う量も多くなる」とのこと。
続いてラットプルダウン。いつも受けているマッサージ師から「右の肩甲骨が特に固い。また腰が頻繁に痛くなるのは、広背筋の筋力がかなり弱いからだと思うよ」と言われた言葉を思い出した。背中は大事だ。
続いて、お尻をメインに鍛えるブルガリアンスクワット。数え切れないほど捻挫を繰り返してきた足首が硬く、スクワットをするにも一苦労 。
初日はこの3種目で筋トレは終了。思っていた以上にきつくなくて、楽勝に感じた(この感覚が大きな間違えだったと翌朝気づく)。
上記は初日のメニューと負荷であるが、筋トレをやっている方は、いかに私の筋力がないかを理解いただけるだろう。
最後にストレッチで身体を伸ばしてもらう。筋トレの後にしっかりストレッチをしてもらえるのは嬉しい限り。筋トレをして今よりもさらに柔軟性のない身体になってしまうのではないかと心配していたからだ。
しっかり身体を伸ばしてもらい無事終了。シャワーを浴びてすっきりして出てくると、苦悶の表情をした水内猛(50歳)さんが!
水内さんも同じく1年間かけて肉体改造をし、その模様をYouTube「水内猛のオフサイドぎりぎり!」(https://youtube.com/@user-wq5so1gn8t)で更新していく模様だ。
翌朝、「初日はたいしたことがなかったな」とベッドから起き上がろうとしたが、腕とお尻が痛すぎて起き上がることすらできない。自身の筋力のなさに驚愕と共に「パーソナルトレーニングの効果すごいな」と感じたトレーニング初日であった。
つづく
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ここ20年で通算して10箇所くらいのスポーツジムに通った。継続して通えるようにある時は職場の近くに、ある時は自宅の近くのジムに。意志の弱さと筋トレ嫌いから9箇所のジムはスタートして約1ヶ月後から、ほぼ通わない幽霊会員になり、まるでジムに募金をしているようだった。
唯一、数ヶ月通えたのはセミパーソナルのジムだ。担当トレーナーとの日程の約束が毎回あったのでサボりづらかったからだ。今回はパーソナルなので、よりサボれない。「今度こそは身体を変えよう!」と4月にオープンしたばかりで、外苑前駅徒歩30秒と通いやすい場所にあるT-Fitness(t-fitgroup.com)にまずは1年間通うことに。「1回50分のトレーニングを週2回」受け、1年間続ける。そして、月1くらいのペースでどのように身体が変わっていくかレポートしていく(ガンバリマス)。
出迎えてくれたのは、トレーナーの笹森大生さんだ。私よりも一回り以上若く、筋力は数倍はありそうだ。1年後には笹森さんのような身体になれているだろうか。目標にしよう。
はじめにカウンセリングを受け、どのような身体になりたいかを話す。まずは現状の報告だ。「筋トレしない→サッカーする→身体のあちこちが痛む→マッサージにいく→サッカーする→身体のあちこちが痛む→マッサージにいく」最近はこの繰り返しだ。
一時的にマッサージに行くと身体は楽になるが、肝心の筋力がないままサッカーをするので、筋力不足から膝や腰、股関節など、あらゆる場所が痛みだす。「筋力を付けてこの負のループから抜け出したい」と要望を伝えた。
続いて、体重や体脂肪のチェックだ。週2回くらいはフットサルやサッカーをしているので11%くらいだろうと想定し、体組成計に乗った。
なんと18.6%!!
想定外の数字を見て、一気に焦る気持ちと同時に、肉体改造の機会ができてよかったという気持ちも。
まずはベンチプレスのやり方を改めて習う。パーソナルのいいところは、しっかりフォームを見てもらいながら教えてもらえるところだ。そして「呼吸が浅い」との指摘が。「まずはたくさん吐くこと、吐けば自然と吸う量も多くなる」とのこと。
続いてラットプルダウン。いつも受けているマッサージ師から「右の肩甲骨が特に固い。また腰が頻繁に痛くなるのは、広背筋の筋力がかなり弱いからだと思うよ」と言われた言葉を思い出した。背中は大事だ。
続いて、お尻をメインに鍛えるブルガリアンスクワット。数え切れないほど捻挫を繰り返してきた足首が硬く、スクワットをするにも一苦労 。
初日はこの3種目で筋トレは終了。思っていた以上にきつくなくて、楽勝に感じた(この感覚が大きな間違えだったと翌朝気づく)。
上記は初日のメニューと負荷であるが、筋トレをやっている方は、いかに私の筋力がないかを理解いただけるだろう。
最後にストレッチで身体を伸ばしてもらう。筋トレの後にしっかりストレッチをしてもらえるのは嬉しい限り。筋トレをして今よりもさらに柔軟性のない身体になってしまうのではないかと心配していたからだ。
しっかり身体を伸ばしてもらい無事終了。シャワーを浴びてすっきりして出てくると、苦悶の表情をした水内猛(50歳)さんが!
水内さんも同じく1年間かけて肉体改造をし、その模様をYouTube「水内猛のオフサイドぎりぎり!」(https://youtube.com/@user-wq5so1gn8t)で更新していく模様だ。
翌朝、「初日はたいしたことがなかったな」とベッドから起き上がろうとしたが、腕とお尻が痛すぎて起き上がることすらできない。自身の筋力のなさに驚愕と共に「パーソナルトレーニングの効果すごいな」と感じたトレーニング初日であった。
つづく
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