桜庭和志の長男・大世選手に独占インタビュー！脱サラして父と同じ道へ

格闘界のレジェンド、桜庭和志氏の長男・大世選手が2024年の大みそかに開催する格闘技イベント『RIZIN DECADE』にて総合格闘技デビュー。大会を目前に控えた桜庭大世選手に独占インタビューを実施し、今まで父と同じ格闘家の道を歩まなかった理由や、父への思いを語った。※トップ画像出典/（C）AbemaTV,Inc.

キングギア編集部エンタメ班 | 2025/01/10

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桜庭和志氏の長男・大世は父の存在を「世界一」と尊敬

総合格闘家でプロレスラーの和志さんは、ホイラー・グレイシー、ホイス・グレイシーナドグレイシー一族を倒したことからグレイシーハンターと呼ばれていた。そんな格闘界のレジェンドの長男、大世選手が2024年の大みそかにRIZINで総合格闘技デビューを果たす。

得意なのは寝技という大世は小学生から柔道をはじめ、名門・東海大学卒業まで柔道を続けていた。卒業後、一般企業に就職し、不動産の営業に。父と同じ格闘家にならなかった理由を尋ねると「今の時点でそんなに強くないのに、社会人になって1番になるのはすごく難しいと思った。働いて、同級生よりもお金を稼ごうと思って就職しました」と告白。

今、改めて格闘家の道を志すことにしたきっかけは那須川天心選手。彼とが同い年というのが大きかったと語る。「『同い年なのに、めっちゃ差があるな』『負けていられないな』と思った」。

なお父である和志さんについて伺うと「本当に普通のお父さん、お酒を飲んでばかりだった気がします(笑)」とぶっちゃけつつも、「格闘家としては世界一すごいお父さん。いろんな人の頭に残る試合や面白い試合をしていて、選手として1 番尊敬している」と父への思いを明かした。

現在は全力で大世をサポートする和志氏んは「技術的にはまだ甘い部分もあるけど、若いからすぐに覚えますよ」と期待を寄せ、所英男選手のジムで練習している所選手からは「他の人とちょっと違うなと感じている。化けてくれたら最高に面白い試合になる」と評価している。

「とにかくスーパースターになりたい」と意気込む大世選手。親子2代にわたる得意の寝技を武器にしたスーパープレーを見てみたい。