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今季も好成績なるか?町田ゼルビア黒田監督「もっと強い町田もう1回チャレンジしたい」

2025年3月1日と2日、いよいよ2025年シーズン第4節が始まる。黒田監督率いるゼルビアは2日名古屋グランパスとアウェイでの一戦だ。熱い戦いを前に今一度昨季のゼルビアを振り返っておきたい。※トップ画像出典/PhotoAC

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中島・福井両選手の解説により最終節鹿島アントラーズ戦、2024年シーズンを振り返る

2024年12月8日昨シーズンの最終戦、ゼルビア対アントラーズ戦が行われた。鹿島は立ち上がりからボールを支配し、ゼルビアは前半早々に2点を失う苦しい展開。しかし23分、相馬勇紀選手のセンタリングをニアで受けたドレシェビッチ選手が折り返し、下田北斗選手がダイレクトに左足で合わせてゴール。
優勝するには勝つしかないゼルビアは必死の攻撃、何度もシュートを放つがゴールはなかなか奪えない。逆転を信じ応援するサポーターと諦めずに食らいつくゼルビアの選手たち。
しかし無念のホイッスルが鳴り、結果は鹿島3-1ゼルビア。悔しい敗北となった。しかしJ1初挑戦でリーグ3位と歴史的な快挙を達成した。
ゼルビアの黒田剛監督は敗戦後、「まだまだ経験が足りない。もっと強い町田として来年もう1回チャレンジしたい」と前向きに語り、J1初挑戦の今シーズンの成績については「当初は心の中では何とか残留と思う気持ちもありつつ、あわよくば5位以内ACL圏内に入ることができればと思っていた。首位をキープできたことによって優勝をチラつかせながら選手たちを導いてきたが、そんな甘い世界ではないし、中盤以降負けが込んだがズルズル負け続けるのではなく、終盤は町田らしいサッカーをしてくれたことを誇りに思うし、そんな中で応援して頂いたサポーターの後押しには本当に感謝したい」と述べた。

昨シーズンの名場面を両選手と共に振り返る

最初の名場面といえば2024年3月9日、ホームで迎えたゼルビア対アントラーズの試合。ゼルビアはJ1でも本当に通用するのか、常勝アントラーズとの戦いで真価が問われた。
そんな不安を払拭したのが平河悠選手だ。前半13分敵陣でボールを奪うと、藤尾翔太選手のポストプレーからボールを受けた平河はファーストタッチ後、そのまま左足でシュートを決める。これには中島も「ナイスシュート」と感嘆の声が漏れる。その後はアントラーズの猛攻を抑えきり、ホームでのJ1初勝利を飾った。
続いての名場面は4月7日、川崎フロンターレとゼルビアの試合だ。後半26分ゼルビア1点リードの場面で思わぬ事態が発生。フリーの相手選手を止めようと飛び出したキーパー谷晃生選手の守備がファウルとなり、レッドカードで一発退場。
この窮地で出場したのが、在籍8年目でJ1初デビューとなる福井だ。「緊張しただろうな」とのスタジオの声に福井は、「まじやばかった。本当のことを言うと(緊張で)吐きそうだった」と当時の心境を語った。
しかし福井は好セーブを連発し、見事1点を守り切りゼルビアを勝利に導いた。
最後は9月14日、アビスパ福岡対ゼルビアとの試合で、ここ2試合勝利無しのゼルビアが上昇のきっかけを掴めるかが注目された。そんな中、今シーズン初スタメンとなった中島は後半6分魂のプレーを見せる。ロングスローからこぼれたボールに素早く反応した中島が頭で中へ折り返し、藤本一輝選手が左足で合わせて一発。中島のアシストで3試合ぶりの勝利に大きく貢献し、中島健在を大きくアピールした。「ボールを追う姿も、得点する姿も中島がチーム全体を鼓舞する姿は胸を打つものがある。ベテランだが若々しいのが嬉しい」とスタジオサポーターも絶賛した。
その後、望月ヘンリー海輝選手もスタジオに駆けつけ、楽しいトークが展開された。
2024シーズンをJ1初昇格でリーグ3位という好成績で終えたゼルビア。いよいよ2025シーズンの第4節、そのさらなる活躍を期待したいところだ。


「#173:1時間拡大SP!特設スタジオにゼルつくメンバー&選手が大集結!」(2024年12月9日配信)
※記事内の情報は放送当時の内容を元に編集して配信しています