
「尊敬しています」町田・キャプテン昌子の熱いスピーチもー2024年ホーム最終戦の町田ゼルビアをプレイバック
2025明治安田J1リーグは3月1日、2日で第4節を迎えた。3月2日にFC町田ゼルビアは名古屋グランパスと対戦し、後半に勝ち越しして今季2勝目をあげた。今回は今シーズンも昨シーズン同様に大躍進に期待がかかる町田の2024年ホーム最終戦をプレイバック。※トップ画像出典/PhotoAC(画像はイメージです)

2024年町田のホーム最終戦をプレイバック
2024年11月30日、J1リーグ第37節のFC町田ゼルビアvs京都サンガ。町田にとっては2024年シーズンのホーム最終戦だった。
多くのサポーターが見守る中、町田は試合開始直後から京都を攻めたてるが、ゴールには一歩及ばない。前半24分京都の攻撃、町田GK谷晃生選手が飛び出し、京都の豊川雄太選手がその裏へヘディングシュートを放つ絶体絶命のピンチも、キャプテン昌子がゴール直前で冷静な対応。絶妙のポジション取りでゴールライン直前でトラップ、大きくクリアしピンチを切り抜けた。前半は両チームとも無得点で後半へ折り返す。先制点が欲しいゼルビアは後半開始直後の後半6分、望月ヘンリー海輝選手のサイドチェンジのボールに抜け出した林幸多郎選手が合わせようとするが、シュートを打ち切れず無得点に終わった。
後半22分、林からパスを貰った相馬勇紀選手は左サイドを縦にドリブル突破し、左足でクロスをあげる。そして、京都ディンフェンダーをかすめコースを変えたボールは、そのままゴールに吸い込まれ、町田が待望の先制点をあげる。サポーターも大興奮だ。後半33分には中山雄太選手、荒木駿太選手を投入。荒木はピッチを走り回り何度もチャンスを演出するが、得点には至らない。その後も町田は集中力を切らすことなく、京都の攻撃を防ぎ切り、1-0で逃げ切ったのだった。
「尊敬しています」キャプテン昌子の熱いスピーチ&選手インタビュー
昌子は試合後サポーターに「いつも熱いご声援ありがとうございます。皆さんに感謝したいことがあります。厳しい環境下でもホーム・アウェイに関係なく90分間応援を続け、堂々と振る舞っている皆さんを我々選手は誇りに思っています。尊敬しています。心から感謝申し上げます。ありがとうございます」とスピーチした。サポーターからは「昌子、昌子」の大合唱が沸き起こった。最後は選手たちがピッチを廻り、最後まで共に闘ったサポーターへ挨拶をした。
8月以来の出場について聞かれた荒木は当時の事を、「やっと戻って来れたという感じで、めちゃくちゃ嬉しかったし楽しかった。サポーターの応援に鳥肌が立って泣きそうになった。絶対に勝たないとと思った。次も勝ってゼルビア初のJ1優勝を決めたい」と感慨深げに語っていた。
チーム史上初のJ1昇格で挑んだ昨シーズンは3位という大躍進を遂げた町田。今季は第3節時点で1勝2敗と黒星先行していたが、先日の第4節では白星となり、アウェーの地で今季2勝目をあげた。来る第5節もアウェー戦となるが、連勝となるかーますます目が離せない。
「ゼルつく#172:ホーム最終戦!京都サンガ戦に土佐兄弟&若林萌々参戦!」(2024年12月2日配信)より
※記事内の情報は放送当時の内容を元に編集して配信しています