採訪古賀俊太郎(Union Saint-Girois),這位20歲的球員在萊斯特城身披10號球衣,目前在比利時參加比賽“Vol.5我想參加所有頂級賽事。”
中学を卒業後にイングランドのレスターに入団し背番号10を付けて活躍した古賀俊太郎。その後にオランダ、ベルギーと渡り現在はベルギー2部のウニオン・サン・ジロワでプレー。8月27日に20歳を迎えたばかりながら欧州を渡り歩いてきた男が語るこれまでの挑戦と今後の野望を聞いた。
小池菊池
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2018/09/04
Vol.4はこちらから
―― ベルギーリーグには外国人枠がないじゃないですか。その点で思うところは?
古賀 良いか悪いかっていうのは難しいですけど、逆にベルギーの色は何って言われたらなかなか答えも出にくい側面はあります。でも、色々な人種の選手が多いっていうのは面白い一つの要素ですよね。
―― ベルギー代表って強いじゃないですか。その理由などどう考えますか?
古賀 (優勝した)フランスがなんで強いのかって考えた時に、ポグバだったり、カンテだったり、以前ですとマケレレだったり、アフリカ系フランス人の強い選手がいます。
そういう選手がいる中で、ドイツ系のグリーズマンだったり、コシールニー(ポーランド系)、そしてゴールキーパーのロリス(南フランス出身)とか。そういう人種の融合というのが強さの秘訣かもしれません。
アフリカはやはり良い選手が多いし、個の能力はもの凄く高いけど、チームとしてはなかなか勝ち進めないですよね。アフリカ系の選手の個の力とヨーロッパの戦術の融合は強いですよね。
そういう意味ではスペインは似たような選手ばっかりなのにすごいなって思っています。南米とかは強い部分と上手い部分とどっちも入っていて、ヨーロッパだとそこに規律だったり、しっかりチームとしての戦い方も出来る。
日本も同じような選手が多いと良く言われますが、日本のチームにとんでもないアフリカ系選手が3人入ったら面白いところまで行くのかなとか考えています。
トレンドになっているフランス、ベルギーなどは、アフリカ系選手とヨーロッパ系選手の融合が上手くすすんで、一段階上にあるのかなって分析しています。
―― まだ10代でこれだけの経験をしている方ってあまりいないじゃないですか。今後の直近の目標を教えてください。(取材時は19歳)
古賀 直近は今シーズンと来シーズンにどれくらい試合に出られるかが一番の目標ですね。スタメン出場にこだわって、長い時間(90分)出続けることを今年一年は目標にしています。
試合に出ながら鍛える体力などを養いたいです。どれだけ素走りしても、ゲームの体力とは違うので。1年間、体を酷使して成長したいですし、そういう1年になればいいなと思っています。
チームとしてどうしたいとかはそこまで考えていないです。個人がパワーアップして、体も体重も大きくしていきたいです。身長はもう伸びないので(笑)
―― 長期的な目標だと、オリンピックとかワールドカップとか、どこに照準をあわせていますか?
古賀 今、照準はないんですけれどトップレベルの大会には全部出たいと思いますね。オリンピックもそうだし、ワールドカップもそうだし、ヨーロッパチャンピオンズリーグもそうだし。
国も問わないし、形も問わないですけど、とにかくトップレベルのところに出たい。そういう気持ちがあってヨーロッパに行ったんで。そこは達成できると思っています。
なかなか目標っていうのは難しいですけれど、半年で下がれるところまで下がれるし、上がれるところまで上がれる世界なんで。それこそ一年酷使してやれば何かその先にあるかなって感じです。
―― 同年代で連絡を取り合っている選手や、気にしている選手はいますか?
古賀 同年代はそこまで連絡取ってないですけど、サイ・ゴダードは何回か会っていて連絡も取っています。今はイタリアにいるはずです。日本でも会いましたし、個人的にも頑張って欲しいなという思いがあります。僕よりも1歳か2歳年上なんですけど。
あとはちょっと世代が上ですけど、小林祐希君にも会いました。オランダにいた時は家が近くて、話も聞かせて頂きました。ヴェルディ繋がりでもあるので。
―― これまでサッカー以外にも登録の問題など、大変だったことが沢山ありましたよね。
古賀 ようやく全てのパワーをサッカーに注げるかなって思っています。ベルギー1部で日本代表に入っている選手もいるので、そういう意味では、甘く見ているわけじゃないですけど、1部に上がって、毎試合出て、結果を残せば代表もそう遠くはないと考えています。
代表は、ぱっと行けるものではないし、ベルギー1部のチームもチャンピオンズリーグにも出ていますし、レベル低くはないので。ただ実現可能なものが目に見える形であるのはありがたいと思います。
ーー 日本代表やチャンピオンズリーグで躍動している古賀選手を観れる日を楽しみにしています。
(了)
写真提供:古賀俊太郎
インタビュー写真:菊池康平
―― ベルギーリーグには外国人枠がないじゃないですか。その点で思うところは?
古賀 良いか悪いかっていうのは難しいですけど、逆にベルギーの色は何って言われたらなかなか答えも出にくい側面はあります。でも、色々な人種の選手が多いっていうのは面白い一つの要素ですよね。
―― ベルギー代表って強いじゃないですか。その理由などどう考えますか?
古賀 (優勝した)フランスがなんで強いのかって考えた時に、ポグバだったり、カンテだったり、以前ですとマケレレだったり、アフリカ系フランス人の強い選手がいます。
そういう選手がいる中で、ドイツ系のグリーズマンだったり、コシールニー(ポーランド系)、そしてゴールキーパーのロリス(南フランス出身)とか。そういう人種の融合というのが強さの秘訣かもしれません。
アフリカはやはり良い選手が多いし、個の能力はもの凄く高いけど、チームとしてはなかなか勝ち進めないですよね。アフリカ系の選手の個の力とヨーロッパの戦術の融合は強いですよね。
そういう意味ではスペインは似たような選手ばっかりなのにすごいなって思っています。南米とかは強い部分と上手い部分とどっちも入っていて、ヨーロッパだとそこに規律だったり、しっかりチームとしての戦い方も出来る。
日本も同じような選手が多いと良く言われますが、日本のチームにとんでもないアフリカ系選手が3人入ったら面白いところまで行くのかなとか考えています。
トレンドになっているフランス、ベルギーなどは、アフリカ系選手とヨーロッパ系選手の融合が上手くすすんで、一段階上にあるのかなって分析しています。
―― まだ10代でこれだけの経験をしている方ってあまりいないじゃないですか。今後の直近の目標を教えてください。(取材時は19歳)
古賀 直近は今シーズンと来シーズンにどれくらい試合に出られるかが一番の目標ですね。スタメン出場にこだわって、長い時間(90分)出続けることを今年一年は目標にしています。
試合に出ながら鍛える体力などを養いたいです。どれだけ素走りしても、ゲームの体力とは違うので。1年間、体を酷使して成長したいですし、そういう1年になればいいなと思っています。
チームとしてどうしたいとかはそこまで考えていないです。個人がパワーアップして、体も体重も大きくしていきたいです。身長はもう伸びないので(笑)
―― 長期的な目標だと、オリンピックとかワールドカップとか、どこに照準をあわせていますか?
古賀 今、照準はないんですけれどトップレベルの大会には全部出たいと思いますね。オリンピックもそうだし、ワールドカップもそうだし、ヨーロッパチャンピオンズリーグもそうだし。
国も問わないし、形も問わないですけど、とにかくトップレベルのところに出たい。そういう気持ちがあってヨーロッパに行ったんで。そこは達成できると思っています。
なかなか目標っていうのは難しいですけれど、半年で下がれるところまで下がれるし、上がれるところまで上がれる世界なんで。それこそ一年酷使してやれば何かその先にあるかなって感じです。
―― 同年代で連絡を取り合っている選手や、気にしている選手はいますか?
古賀 同年代はそこまで連絡取ってないですけど、サイ・ゴダードは何回か会っていて連絡も取っています。今はイタリアにいるはずです。日本でも会いましたし、個人的にも頑張って欲しいなという思いがあります。僕よりも1歳か2歳年上なんですけど。
あとはちょっと世代が上ですけど、小林祐希君にも会いました。オランダにいた時は家が近くて、話も聞かせて頂きました。ヴェルディ繋がりでもあるので。
―― これまでサッカー以外にも登録の問題など、大変だったことが沢山ありましたよね。
古賀 ようやく全てのパワーをサッカーに注げるかなって思っています。ベルギー1部で日本代表に入っている選手もいるので、そういう意味では、甘く見ているわけじゃないですけど、1部に上がって、毎試合出て、結果を残せば代表もそう遠くはないと考えています。
代表は、ぱっと行けるものではないし、ベルギー1部のチームもチャンピオンズリーグにも出ていますし、レベル低くはないので。ただ実現可能なものが目に見える形であるのはありがたいと思います。
ーー 日本代表やチャンピオンズリーグで躍動している古賀選手を観れる日を楽しみにしています。
(了)
写真提供:古賀俊太郎
インタビュー写真:菊池康平