為什麼 niko and... 與 33 家 J 聯賽俱樂部合作打造 T 卹(第 1 部分)
niko and ... (ニコアンド)が、2018年に25周年を迎えるJリーグを記念し、33クラブとコラボレーションしたオリジナルTシャツを販売するというニュースが入った。前編ではその理由に迫った。
小池菊池
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2018/09/06
皆さんは何がきっかけでサッカーに興味を持ったのだろうか?
私は幼稚園の時に園庭でサッカーをしている人達を指差し「あれを着たい!」と言ってサッカーをスタートしたらしい。らしいというのは当時の記憶がないからだ。
言ってみればアパレルからサッカーに興味を持ったということだろう。 そんな中、以下のニュースが入った。
株式会社アダストリアが展開する「niko and ... (ニコアンド)」は、2018年に25周年を迎えるJリーグを記念し、33クラブとコラボレーションしたオリジナルTシャツを8月24日(金)より販売するというニュースだ。
Jリーグ(サッカー)に興味が無かった方が、このコラボTシャツをきっかけに地元にあるJリーグクラブに興味を持つかもしれない素晴らしい試みである。
販売前日の8月23日にはniko ano ...TOKYOにてサッカー関係者などを招いた前夜祭も行われた。
小林千晃さん(株式会社アダストリアのチーフクリエイティブディレクター)に今回のコラボ企画のきっかけなどを聞かせてもらった。
ーー今企画のきっかけを教えてください。
小林 まずはJリーグさんから何か25周年でコラボ出来ないかという話を頂きました。 niko and ...は25という数字を使って「にこにこ」のニコでやっているんですが、25周年と親和性があるなと思ったのが最初の印象です。
niko and ...は昨年にちょうど10周年を迎えて、今年は11年目なんです。11年目となる2018年は11collaborations(イレブンコラボレーション)というキャンペーンを行っています。
ブランドの認知や価値の向上、取り組み先との相互送客を目的にさまざまな業種の企業やメーカー、アーティスト、自治体との商品開発を中心としたコラボレーションを強化しております。
簡単に言いますと、お互いの相互送客の為にもファッションとは違う業界とコラボをして、より広くniko and ...を広めてお互いの業界を盛り上げれたらいいよねという話です。
また、niko and ...は「衣・食・住・遊・知・健・旅・音・TOKYO」 の9つのジャンルを “UNI9UE SENSES” として取り上げ、この9つのカテゴリーのコラボ先と仕事をしています。
「健」は健康でして、スポーツの部分でJリーグとのコラボを決めました。
――niko and ...の25という数字しかり、色々と縁があったんですね。
小林 そうなんですよ。あとはユニフォームって着れる人が限られているじゃないですか。
「niko and ...ではクラブをモチーフにしたお洒落な普段から着れるTシャツを作れますよ」というところから始まったんです。
niko and ...は全国で約130店舗あるので、地域と店を繋いで地域限定のキャンペーンなどもやれますし、ファッションの世界からJリーグをもっと応援していけると考えています。
私達としてもスポーツをやっている人からniko and ...のファンも増やしたかったので良かったです。Tシャツから地元のJリーグチームを知る方もいるかもしれないですしね。
サッカー好きで自らもプレーされているウカスカジーのお二人(桜井和寿・GAKU-MC)はniko and ...のCMにも出てくれているので、会社としてもサッカーとの親和性もあるんですよ。
――個人的にもJリーグを応援しているので素晴らしい取り組みだと思います。ただ33チームという沢山のクラブとコラボということで色々と大変だったこともあるかと思いますがいかがですか?
小林 名古屋グランパスさんのデザインには時間がかかりましたね。クラブ側のこだわりがあったからこそなんですが。結果的に素晴らしいシャツが出来ました。
あとは33チームすべてのクラブとひとつずつデザインや交渉をしていったことです。ただそのお陰でクラブのこだわりが聞けて良いものが出来たと思います。
niko and ...のデザインはおしゃれなんでということで、こちら側のデザイン案を推奨してくれたクラブも多く、スムーズにいき約10ヶ月で出来ましたね。広島や京都には足を運んで担当者と話をして、スタッフの方々とサッカーもさせて頂いたりしました。
――実際に小林さんをはじめサッカーやマラソンなどのスポーツをされているスタッフが多いですよね?
小林 そうなんですよ。私もサッカーやマラソンを定期的にやっています。アダストリアリーグというサッカー大会を企画し、取引先にも入って頂いて週1のペースで開催し、社内外のコミュニティを生んでいます。
niko and ...はランニング、ヨガ、サッカーなどを応援している会社とも言えますね。
「遊びも一生懸命にやれば仕事になる」 これをモットーにやっていますし、また色々と面白いことをやっていければと考えています。
後編に続く(実際の各チームのデザインを紹介していきます。)
照片:Yuki Sugan
私は幼稚園の時に園庭でサッカーをしている人達を指差し「あれを着たい!」と言ってサッカーをスタートしたらしい。らしいというのは当時の記憶がないからだ。
言ってみればアパレルからサッカーに興味を持ったということだろう。 そんな中、以下のニュースが入った。
株式会社アダストリアが展開する「niko and ... (ニコアンド)」は、2018年に25周年を迎えるJリーグを記念し、33クラブとコラボレーションしたオリジナルTシャツを8月24日(金)より販売するというニュースだ。
Jリーグ(サッカー)に興味が無かった方が、このコラボTシャツをきっかけに地元にあるJリーグクラブに興味を持つかもしれない素晴らしい試みである。
販売前日の8月23日にはniko ano ...TOKYOにてサッカー関係者などを招いた前夜祭も行われた。
小林千晃さん(株式会社アダストリアのチーフクリエイティブディレクター)に今回のコラボ企画のきっかけなどを聞かせてもらった。
ーー今企画のきっかけを教えてください。
小林 まずはJリーグさんから何か25周年でコラボ出来ないかという話を頂きました。 niko and ...は25という数字を使って「にこにこ」のニコでやっているんですが、25周年と親和性があるなと思ったのが最初の印象です。
niko and ...は昨年にちょうど10周年を迎えて、今年は11年目なんです。11年目となる2018年は11collaborations(イレブンコラボレーション)というキャンペーンを行っています。
ブランドの認知や価値の向上、取り組み先との相互送客を目的にさまざまな業種の企業やメーカー、アーティスト、自治体との商品開発を中心としたコラボレーションを強化しております。
簡単に言いますと、お互いの相互送客の為にもファッションとは違う業界とコラボをして、より広くniko and ...を広めてお互いの業界を盛り上げれたらいいよねという話です。
また、niko and ...は「衣・食・住・遊・知・健・旅・音・TOKYO」 の9つのジャンルを “UNI9UE SENSES” として取り上げ、この9つのカテゴリーのコラボ先と仕事をしています。
「健」は健康でして、スポーツの部分でJリーグとのコラボを決めました。
――niko and ...の25という数字しかり、色々と縁があったんですね。
小林 そうなんですよ。あとはユニフォームって着れる人が限られているじゃないですか。
「niko and ...ではクラブをモチーフにしたお洒落な普段から着れるTシャツを作れますよ」というところから始まったんです。
niko and ...は全国で約130店舗あるので、地域と店を繋いで地域限定のキャンペーンなどもやれますし、ファッションの世界からJリーグをもっと応援していけると考えています。
私達としてもスポーツをやっている人からniko and ...のファンも増やしたかったので良かったです。Tシャツから地元のJリーグチームを知る方もいるかもしれないですしね。
サッカー好きで自らもプレーされているウカスカジーのお二人(桜井和寿・GAKU-MC)はniko and ...のCMにも出てくれているので、会社としてもサッカーとの親和性もあるんですよ。
――個人的にもJリーグを応援しているので素晴らしい取り組みだと思います。ただ33チームという沢山のクラブとコラボということで色々と大変だったこともあるかと思いますがいかがですか?
小林 名古屋グランパスさんのデザインには時間がかかりましたね。クラブ側のこだわりがあったからこそなんですが。結果的に素晴らしいシャツが出来ました。
あとは33チームすべてのクラブとひとつずつデザインや交渉をしていったことです。ただそのお陰でクラブのこだわりが聞けて良いものが出来たと思います。
niko and ...のデザインはおしゃれなんでということで、こちら側のデザイン案を推奨してくれたクラブも多く、スムーズにいき約10ヶ月で出来ましたね。広島や京都には足を運んで担当者と話をして、スタッフの方々とサッカーもさせて頂いたりしました。
――実際に小林さんをはじめサッカーやマラソンなどのスポーツをされているスタッフが多いですよね?
小林 そうなんですよ。私もサッカーやマラソンを定期的にやっています。アダストリアリーグというサッカー大会を企画し、取引先にも入って頂いて週1のペースで開催し、社内外のコミュニティを生んでいます。
niko and ...はランニング、ヨガ、サッカーなどを応援している会社とも言えますね。
「遊びも一生懸命にやれば仕事になる」 これをモットーにやっていますし、また色々と面白いことをやっていければと考えています。
後編に続く(実際の各チームのデザインを紹介していきます。)
照片:Yuki Sugan