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テニスは自由だ。【On×OysterTennisClub×THE CLUBHOUSE】コラボポップアップストアに行ってきた!

「テニス」をどう捉えるのかは人それぞれである。競技スポーツとして楽しむのか、遊びのスポーツとして楽しむのか。私は遊びとしてテニスを楽しんでいる時の方が多い。テニスをするのに服を着替えたり、シューズを履き替えたり、そんな動作が日常との切り替え作業に感じてしまって、「テニス」が日常の中の遊びではなくなってしまう感覚がある。だから、オンコート・オフコート関係なく使えるアイテムが好きなのかもしれない。※トップ画像撮影/Tennisboy

Icon img 9605 1  1 髙橋菜々 | 2024/11/03

2024年9月28日、29日に南青山で開催されたOn×OysterTennisClub×THE CLUBHOUSEのコラボポップアップストア。

ロジャー・フェデラーが参画し、テニスに本格参入を図っているスイス生まれのスポーツブランド「On(オン)」とアメリカ、ロサンゼルス・シカゴを拠点にパークテニスカルチャーを体現する「Oyster Tennis Club(オイスターテニスクラブ)」、国内外のテニスカルチャー好きが訪れるテニスショップ「THE CLUBHOUSE(ザ・クラブハウス)」この3つがコラボしたイベントだ。

どんなイベントになるのか、開催前から非常に楽しみだった。ストア内では、シューズやアパレルのコラボアイテムやOnのシューズ・ウェアが並び、競技としてのテニスと遊びとしてのテニス、“テニス“のさまざまな捉え方ができるポップアップストアの魅力をお伝えしたい。

[THE ROGER Clubhouse Pro  Oyster]

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撮影/Tennisboy

OnのTHE ROGER Clubhouse Proとのコラボ。THE ROGERコレクションはテニス界のレジェンドであるロジャー・フェデラーとの共同開発で誕生したテニスシューズだ。

テニスシーンではもちろん、意外とテニスをしていない方がタウンユースで履いていることも多い。履いている人に「テニスしているんですか?」と聞いて、「してないよ」と言われると、実はさらに嬉しかったりする(笑)。このシューズの魅力は、なんといってもコートでもタウンユースでも使えるところ。

以前テニスに行くとき、着替え・シューズ・ラケットを持っていくと、いかんせん荷物が多すぎた。その結果、シューズをテニス以外でも履けるデザインのもの、街中で履いていても馴染むものを選んで買うようになった。つまり、そんな私にとって、どストライクなシューズなのである。

実際に街中で履いてお散歩し、テニスコートでも履いてプレーしてみたが、シューズが柔らかくとても快適だった。なんといってもフィット感と中敷の柔らかさ。中敷はただ柔らかいのではなくて、しっかり硬さもある。だからテニスで動いても安定感もあって履きやすい、とにかく素敵なシューズなのだ。

コラボアパレルアイテム

OysterTennisClubとTHE CLUBHOUSEのコラボアイテムも。テニスの時だけでなく、タウンユースもできる、そう個人的にかなりベストなアイテム。各デザイン、半袖とトレーナーの2パターン展開。

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撮影/Tennisboy

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提供/Tennisboy

デザインだけでなく、トレーナーの形も絶妙(可愛すぎる)で、まさにツボ。お話を聞いたら、

アメリカのファッションブランド「ロサンゼルスアパレルズ」のボディを使用。Tシャツもトレーナーも1枚ずつ手作業の縫製で、タグのところに縫製した人の顔と名前が載っている。ちなみに私が購入したトレーナーはDIEGOさんが作ってくれたらしい。

Thank you so much.

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作者拍攝

Onのアイテムも

このポップアップストアが開催されていたタイミングは、有明コロシアムにて「木下グループジャパンオープン」が開催されていた時期。だから有明で見てきたベン・シェルトン選手と同じ型のシューズが置いてあったり、トレンド感じるショーケースだった。

これまでショップに足を運んでOnのシューズとウェアを見る機会がなかったので、リアルでみてシンプルなデザインがやっぱろ良いなと思ったり。選手が履いているシューズを試しに履けたのもよかった。

個人的にはポップアップショップの店内に置いてある小道具のテニスラケットがWilson/Pro Staff MIDとDUNLOP/GRAFIL MAX 200G PROⅢでテンションが上がった。なんとも渋いチョイスで、レトロなラケットを拝むこともできて素敵な空間をたっぷり堪能できた。

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作者拍攝

2年前、福岡出張のついでに同県にある「THE CLUBHOUSE」というテニスショップにふらっと寄ってみたことがある。

そこはテニスショップというだけでなく、ドリンクメニューもあって、テニス好きが集う“憩いの場”としての機能もあった。そこに行けばテニスを語れる仲間がいて、素敵な場所だったことを覚えている。

今回の「OysterTennisClub」を作ったウッディさんは、無料で使えるパークでテニスをしているらしく、そのぐらい自由な感じで、身近にテニスが出来る場所があるのは良いなぁと、個人的思っている。

どちらにも共通しているのは、テニスカルチャーの継承と発展ではないだろうか。テニスカルチャーに出会うきっかけや場所をどちらも提供している。

いつか、アメリカのパークにある自由に使えるコートで、全く知らない人達とテニスをしてみたい。たとえ言葉が通じくても、“テニス“でコミュニケーションをとって楽しみたい。またひとつ、夢が増えた、そんな体験だった。

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撮影/Tennisboy