【MF/FW】旗手 怜央(はたて れお)/FIFAワールドカップアジア最終予選・SAMURAI BLUEメンバーサッカー日本代表選手紹介
スコットランドの名門・セルティックFCで活躍する攻撃的プレーヤー。あらゆる局面に顔を出せる運動量とスピード、足元の技術などを武器にクラブでは欠かせない存在となった。A代表では、インサイドハーフ、トップ下、左サイドとユーティリティーな働きを見せている。※イラスト/これ松えむ
輪廓
ポジション:MF/FW
出身:三重県
生年月日:1997年11月21日
身長/体重:172cm/70kg
所属チーム:FC四日市ジュニアユース→FC四日市U-15→静岡学園高等学校サッカー部→順天堂大学蹴球部→川崎フロンターレ→セルティック(スコットランド)
A代表歴(データ)
出場試合数(先発)/得点数:10(7)/0
主な経歴
2015年:日本高校選抜
2016年:日本高校選抜、全日本大学選抜
2017年:全日本大学選抜、U-20日本代表、ユニバーシアード日本代表
2018年:U-21日本代表(AFC U-23選手権)
2019年:U-22日本代表
2020年:U-23日本代表(AFC U-23選手権)
2021年:U-24日本代表(東京五輪)
2022年:A代表デビュー
2024年:AFC アジアカップ カタール 2023、FIFAワールドカップ26 アジア最終予選
所属リーグでの実績
高校サッカーの名門・静岡学園サッカー部で実力を磨く。高校2年生の時に左WBとして、夢だった高校サッカー選手権大会に出場。卒業後はプロを目指すために順天堂大学に入学し、1年生からFWとしてレギュラーに抜擢された。2年生になると世代別代表にも呼ばれるようになり、大学3年生で川崎フロンターレとプロ契約を結ぶ。加入後はスピードを活かしたドリブル突破を武器にチームの攻撃を支える選手として活躍を見せた。
2021年にはJリーグベストイレブンに選出され、2022年からはスコットランド1部リーグのセルティックFCに入団。初年度から主力として定着し、リーグ戦32試合に出場。6ゴール8アシストと堂々たる成績を残した。ヨーロッパNo.1クラブを決めるUEFAチャンピオンズリーグでも活躍を見せており、2024年のスロヴァン・ブラチスラヴァ(スロバキア)戦では、前田大然へのアシストを記録した。
日本代表での実績、経歴
2019年に行われたトゥーロン国際大会においてU-22日本代表に選出。準決勝のチリ戦でハットトリックを決めるなど決勝進出の立役者となる。東京2020オリンピックではU-24日本代表に選出され、左SB・左サイドハーフとして躍進。全6試合中5試合に出場し、うち3試合で先発のピッチに立った。2022年のアジア最終予選(Road to Qatar)でA代表に初選出され、以降もコンスタントに招集されていく。しかし、同年に開催されたFIFAワールドカップカタール2022では惜しくも選外となった。第2次森保政権になっても変わらず選出され続け、徐々にその存在感は大きくなっている。
プレー・スタイル
強靭なフィジカルや足元の技術、ドリブル突破が持ち味であり、攻撃的ポジションを務めることが多い選手。一方で、WBやインサイドハーフといったディフェンシブなポジションもこなせるユーティリティープレーヤーとして、チームから重宝されている。所属するセルティックでもさまざまなポジションを務め、指揮官のブレンダン・ロジャーズもそのクオリティの高さに舌を巻いている。
所属クラブでの出場記録 出場試合数(得点数)
2019年 川崎フロンターレ
リーグ戦:1試合0得点
2020年 川崎フロンターレ
リーグ戦:31試合5得点
カップ戦:5試合1得点
天皇杯:2試合0得点
2021年 川崎フロンターレ
リーグ戦:30試合5得点
天皇杯:3試合1得点
AFC:1試合0得点
2021-2022シーズン セルティック(スコットランド)
リーグ戦:17試合4得点
スコティッシュ杯:3試合0得点
2022-2023シーズン セルティック(スコットランド)
リーグ戦:32試合6得点
スコットランドリーグ杯:3試合1得点
スコティッシュ杯:4試合2得点
UEFA CL:6試合0得点
2023-2024シーズン セルティック(スコットランド)
リーグ戦:16試合3得点
スコティッシュ杯:2試合0得点
UEFA CL:3試合0得点
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※記事内の情報は執筆時点の情報です
Illustration by これ松えむ