【MF/FW】中村 敬斗(なかむら けいと)/FIFAワールドカップアジア最終予選・SAMURAI BLUEメンバー
フランス1部のスタッド・ランスのMF/FW。主に左サイドが主戦場。独特のタッチで繰り出されるドリブルとファーストディフェンスになれる献身性に加え、シュート精度は特筆に値するもので、代表でも14試合8ゴールという決定力が魅力。同じクラブに在籍する伊東純也との息の合った共演にも期待が集まる※イラスト/これ松えむ
輪廓
ポジション:MF/FW
出身:千葉県
生年月日:2000年7月28日
身長/体重:181cm/75kg
所属チーム:三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニアユース→三菱養和サッカークラブユース→ガンバ大阪→FCトゥエンテ(オランダ)→シントトロイデンVV(ベルギー)→FCジュニアーズ(オーストリア)→LASK(オーストリア)→スタッド・ランス(フランス)
A代表歴(データ)
出場試合数(先発)/得点数:14(8)/ 8
主な経歴
2015年:U-15日本代表
2016年:U-16日本代表(AFC U-16選手権)
2017年:U-17日本代表(U-17W杯)
2018年:U-19日本代表、U-21日本代表
2019年:U-20日本代表(U-20W杯)
2023年:A代表デビュー
2024年:AFCアジアカップカタール2023
所属リーグでの実績
三菱養和サッカークラブユース在籍時の2017年、J1のガンバ大阪と仮契約を結ぶと、2018年にガンバ大阪に入団。同年の開幕戦・名古屋グランパス戦に途中出場してプロデビューを果たした。Jリーグ初得点は、同年のV・ファーレン長崎戦。2019年には、天皇杯・カマタマーレ讃岐戦でプロ入り初ハットトリックを達成。同年のルヴァン杯では3得点をあげ、ニューヒーロー賞を受賞した。2019年、オランダ1部のFCトゥエンテに移籍した。開幕戦のPSVアイントフォーフェン戦にスタメン出場し、初ゴールを決めた。
2020年にはベルギーのシントトロイデンVV、2021年2月にはスイス1部のLASKのセカンドチームにあたるFCジュニアーズに移籍。同年8月にLASKに完全移籍で加入した。LASKでは持ち前の得点力が開花し、2022年シーズンには31試合出場で14ゴールを決めるなど、チームのエースストライカーとして躍動した。2023年、フランス1部リーグのスタッド・ランスに移籍をすることを発表。2シーズン目となる今シーズンもスタメンで出場を続け、チームに貢献している。
日本代表での実績、経歴
U-15から日本代表に選出されており、A代表初招集は2023年のキリンチャレンジカップ。同大会のウルグアイ戦で代表デビューを果たした。以降、AFCアジアカップや2026年FIFAワールドカップ2次予選など、主要な試合にもコンスタンスに招集されており、チームの貴重な得点源として活躍している。
プレースタイル
左ウィングを主戦場にしているフォワード。繊細なボールタッチが魅力で、ドリブルやトラップなどの質が高い。またシュート精度の高さとゴールへの嗅覚の鋭さを兼ね備えており、ドリブルでカットインしてコントロールショットを放つことも、こぼれ球をいち早く押し込むことも可能。多彩な得点パターンも大きな魅力となっている。
所属クラブでの出場記録 出場試合数(得点数)
2018年 ガンバ大阪
リーグ戦:17試合1得点
カップ戦:7試合1得点
天皇杯:1試合0得点
2019年 ガンバ大阪
リーグ戦:7試合0得点
カップ戦:5試合3得点
天皇杯:1試合3得点
2019-2020年シーズン トゥエンテ(オランダ)
リーグ戦:17試合4得点
KNVB杯:1試合2得点
2020-2021年シーズン シント=トロイデン(ベルギー)
リーグ戦:5試合1得点
2020-2021年シーズン FCジュニアーズ(オーストリア)
リーグ戦:9試合2得点
2021-2022年シーズン FCジュニアーズ(オーストリア)
リーグ戦:5試合3得点
2021-2022年シーズン LASK(オーストリア)
リーグ戦:1試合0得点
2022-2023年シーズン LASK(オーストリア)
リーグ戦:5試合1得点
オーストリア杯:5試合3得点
2023-2024年シーズン LASK(オーストリア)
リーグ戦:1試合0得点
2023-2024年シーズン スタッド・ランス(フランス)
リーグ戦:25試合4得点
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※記事内の情報は執筆時点の情報です
Illustration by これ松えむ