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【球員歷史】以敏捷的腳步和嫻熟的防守發揮積極作用,為25年來首次奪得聯賽冠軍做出貢獻——小田裕也(歐力士水牛隊)職業生涯/2024年退役職業棒球運動員

小田裕也は、九州学院高、東洋大学、日本生命を経て、2014年ドラフト8位でオリックス・バファローズに入団。10年間で661試合に出場し、打率.239/10本塁打/62打点/51盗塁の成績を残した。※イラスト/これ松えむ

圖標kinggear圖標KING GEAR編集部 | 2024/11/30

八千把小学校時代に軟式野球を始めた小田は、八代市立第四中学を経て、九州学院高校に進学。高校で本格的な硬式野球に取り組むことになった小田は、2年の秋には九州大会に6番・右翼として出場。3年の夏は俊足を生かした1番打者として県大会に出場するも、決勝で八代東高校に敗れて準優勝に終わり、甲子園の出場は叶わなかった。

東洋大学でのレギュラー獲得後、2季連続のベストナインに首位打者に輝き、リーグ優勝に日本一も経験

東都リーグに属する東洋大学に進学した小田は、2年の春にリーグ戦初出場を遂げるも、レギュラー獲得には至らず。代走や守備固めでの起用が続いた。

4年の春に1番中堅のレギュラーポジションを手にすると、自身初のベストナインを獲得。秋には打率.360を記録し、首位打者と2季連続のベストナインを手にし、存在感を示した。リーグ優勝を経て、全日本選手権にも3度出場。そのうちの2度は日本一を掴み取り、小田自身も4年次の決勝で慶應大の福谷浩司(現・中日)から延長戦でサヨナラ弾を放って試合を決めるなど。勝負強い打撃も光った。

日本生命時代は都市対抗と日本選手権に2度出場、優秀選手賞を手にする

大学卒業時にプロ志望届は提出せず、日本生命に進むこととなった小田は、小林誠司(巨人)、井上晴哉(今季限りでロッテを引退)らを擁する日本生命でレギュラーポジションを掴むと、都市対抗と日本選手権にも2度出場。特に2013年の日本選手権では打率6割(10打数/6安打/1本塁打/4打点)の活躍で、優秀選手賞も手にする活躍で、存在感を示した。

オリックス・バファローズでは俊足と巧みな守備で活躍、25年ぶりのリーグ優勝にも貢献

2014年のドラフト8位でオリックス・バファローズに入団した小田は、1年目から試合に出場。8月に出場登録されると、打率.326/2本塁打/6打点/4盗塁で俊足と巧みな守備をアピールした。その後も守備や代走などのバイプレーヤーとして起用された小田は、10年間の選手生活で680試合に出場。

代走や守備固めでの出場も多かったが、キャリアを通じて失策はわずかに5。トレードマークのリストバンドや端正な顔立ちで、数字以上の存在感を示した。

2020年途中には中嶋聡監督が就任。チームとしては25年ぶりのリーグ優勝を決めた2021年には、自身最多の101試合に出場。クライマックスシリーズセカンドステージではバスターで2塁打を放ち、日本シリーズ進出を成し遂げた。

チームが3連覇を成し遂げた2023年には、FA権を行使せずに残留を決断。2024年もチームへの愛着とともに挑んだが、一度も一軍昇格を果たすことができずに引退を決断。来季はコーチとしてV奪還を目指すことも明らかになった。


輪廓

名前:小田裕也(おだ・ゆうや)
出身:熊本県
生年月日:1989年11月4日
投打:右投左打
ポジション:外野手
ドラフト年:2014年ドラフト8位
経歴:九州学院高-東洋大-日本生命-オリックス・バファローズ

通算成績

実働9年:661試合出場(打率.239/10本塁打/62打点/51盗塁)

※記事内の情報は配信時点の情報です(2024年11月現在)