福岡ソフトバンクホークスドラフト2位/【庄子雄大(しょうじゆうだい)】神奈川大学
神奈川大学の庄子雄大内野手は、福岡ソフトバンクホークスにドラフト2位で指名された。※イラスト/vaguely
輪廓
名前:庄子雄大(しょうじ・ゆうだい)
ポジション:遊撃手兼外野手
投打:右投げ左打ち
出身:神奈川
生年月日:2002年10月2日
身長/体重:178㎝/73kg
経歴:東希望が丘小(オール川井少年野球クラブ)ー希望ヶ丘中(中本牧リトルシニア)ー横浜高校ー神奈川大学
選手としての特徴
神奈川大学では、1年秋からレギュラーとして活躍したプレーヤー。プロに入ってからの目標も盗塁王と答えるほどの足の速さが最大のセールスポイントで、50mは5秒7、一塁到達タイムは3.9秒台をマークしている。
大学では主にトップバッターとしてチームを支え、通算90試合で54盗塁を記録し、成功率は94.7%。2年秋のリーグでは、12試合に出場して11盗塁を決めている。大学では遊撃手としての出場がほとんどであるものの、脚力を活かして外野を守ることも可能。プロでもそのユーティリティ性を発揮して活躍できるか期待したい。
また、横浜高校時代の同期には、現在プロで活躍している津田啓史、度会隆輝、松本隆之介、木下幹也がいる。
球歴
神奈川県横浜市出身の庄司は、東希望が丘小1年の時にオール川井少年野球クラブに所属して野球を始める。小学校6年生の時には横浜DeNAベイスターズジュニアに選出されるほど、突出した実力を見せていた。希望ヶ丘中学に進学すると本牧リトルシニアに所属し、さらに腕を磨いていく。
横浜高校での活躍
高校は名門横浜高校に進学し、1年生の秋から1番三塁手として試合に出場する。関東大会では打率.370と好調な打撃で、ベスト8入りに大きく貢献する。2年生の春には9番三塁手として初めて甲子園の土を踏むが、1回戦の明豊高校戦で5-13と大敗を喫してしまう。
2年生の夏はメンバーから外れたものの、同年秋からは再びレギュラーとして試合に出場。三塁手兼外野手としてチームになくてはならない存在となった。
3年生に上がると、新型コロナウイルスの影響で続々と大会が中止に。最後の大会となった夏の県独自大会では、三浦学苑に6-7で逆転負けを喫しベスト8で敗退となってしまった。しかし、庄司はリードオフマンとしてチームを引っ張り、15打数10安打、打率.667と絶好調だった。
神奈川大学での活躍
神奈川大学では1年春から外野手としてレギュラーの座をつかんだ。1年生の秋には1番打者として打率.357をマークし、ベストプレーヤー賞に輝く。2年生の秋リーグからは主に遊撃手として出場し、自己最多となる11盗塁(12試合)をマークした。
その後も大きなけがもなく安定した成績を残し、出場した全8季中6季で打率3割以上を記録。平均出塁率は4割を超え、通算盗塁数は54個とチャンスメーカーとして文句のつけようがない結果を出し続けた。
所属する神奈川大学リーグではベストナインを5度受賞し、3度の優勝に貢献した。1年秋には神宮大会、2年春には全日本選手権など全国大会の出場経験もある。
出場成績
横浜高校での成績
2018年夏の南神奈川大会:冠軍
2018年夏の甲子園大会:3回戦敗退
2018年秋の神奈川大会:冠軍
2018年秋の関東大会:準々決勝敗退
2019年春の甲子園大会:1回戦敗退
2019年春の神奈川大会:準決勝敗退
2019年夏の神奈川大会:準々決勝敗退
2019年秋の神奈川大会:準々決勝敗退
2020年春の神奈川大会:中止
2020年夏の神奈川大会:準々決勝敗退
神奈川大学での成績
2021年春季リーグ戦:3位(打率.256/43打数11安打/本塁打0/ベストプレーヤー賞)
秋季リーグ戦:1位(打率.357/42打数15安打/本塁打1)
2022年春季リーグ戦:1位(打率.342/38打数13安打/本塁打0 ベストナイン賞(外野部門))
2022年秋季リーグ戦:3位(打率.271/48打数13安打/本塁打)
2023年春季リーグ戦:4位(打率.362/47打数17安打/本塁打1 ベストナイン賞(遊撃手部門))
2023年秋季リーグ戦:3位(打率.372/43打数16安打/本塁打2/ベストナイン賞(遊撃手部門))
2024年春季リーグ戦:3位(打率.333/45打数15安打/本塁打1/ベストナイン賞(遊撃手部門)/特別賞(リーグ通算100安打達成))
2024年秋季リーグ戦:1位(打率.348/46打数16安打/本塁打0/ベストナイン賞(遊撃手部門))
※記事内の情報は配信時点の情報です(2024年11月現在)