東北楽天ゴールデンイーグルスドラフト5位/【吉納翼(よしのうつばさ)】早稲田大学
東北楽天ゴールデンイーグルスはドラフト5位で早稲田大学の吉納翼外野手を指名した。※イラスト/vaguely
輪廓
名前:吉納翼(よしのうつばさ)
ポジション:外野手
投打:右投げ左打ち
出身:愛知県
生年月日:2002年8月16日
身長/体重:180cm/体重87kg
経歴:春日井市立松原小学校(松原ファイターズ)→春日井市立松原中学校(名古屋富士ボーイズ)→東邦高等学校→早稲田大学
選手としての特徴
左打ちのスラッガー。大学通算13本塁打を記録。広角に長打ができるパワフルな振りが魅力で、持ち前の選球眼から狙いを定めてパンチ力のある打球を飛ばす。2019年の選抜高校野球優勝メンバーの1人で、決勝の習志野戦では3塁打を放つなど勝利に貢献した。早稲田大学進学後は主にライトを守り、4年次には7季ぶりのリーグ優勝を果たす。さらに同年には大学生侍ジャパンの代表候補にも選ばれるなど、チーム、個人どちらも結果を残し、プロでも即戦力として期待が高まる。
球歴
愛知県春日井市出身で、小学校時代に軟式野球をスタート。中学在学時は、クラブチームである名古屋富士ボーイズに所属した。
イラスト/vaguely
東邦高等学校での活躍
名古屋の強豪である東邦高校に進学すると、1年秋の東海大会から徐々に試合に絡みはじめ、2年春の選抜でレフトのレギュラーポジションを掴んだ。この春の選抜では、5・6・7番打者として5試合に出場。準決勝の明石商業戦で3ランホームラン、決勝の習志野戦で3塁打など、5試合7打点でチームの30年ぶりの選抜制覇に大きく貢献した。2年の夏と秋は県大会2回戦で敗戦を喫し、コロナ禍により開催中止となった3年春を経て、3年夏の大会は校内に罹患者が出たことで4回戦以降の出場を断念。通算44本塁打の成績で、高校時代の活動は幕引きとなった。
早稲田大学での活躍
高校時代からプロ入りの注目を集めていたものの、卒業後は強豪・早稲田に進学。1年春からベンチ入りし、2年春のリーグ戦で5・6番右翼のレギュラーポジションを獲得。明治大との3回戦で右中間への1号ソロ弾を放った。3年春からは5番で打線を支え、秋に打率.324、3本塁打、9打点でB9を受賞。7季ぶりの優勝を果たした4年の春では3番を打ち、6月に侍ジャパン大学生代表候補入りを果たした。
全国大会には4年春の第73回全日本大学選手権大会に出場。全4試合で3番右翼のスタメンを務め、16打数の4安打、打率.250、1ホームラン、4打点の活躍で敢闘賞に輝いた。7季で計57試合に先発し、通算54安打、打率.265、9ホームラン、36打点をマークした。
出場成績
侍ジャパン大学日本代表
プラハベースボールウイーク:4試合(打率.286 14打数 4安打 1本塁打 3打点 0盗塁)
ハーレムベースボールウイーク:6試合(打率.304 19打数 3安打 0本塁打 3打点 0盗塁)
高校時代の成績
2018年春の愛知県大会:準優勝
春の東海大会:優勝
夏の愛知県大会:準優勝
秋の愛知県大会:優勝
秋の東海大会:優勝
明治神宮大会:1回戦敗退
2019年春の選抜大会:優勝
春の愛知県大会:2回戦敗退
夏の愛知県大会:2回戦敗退
秋の愛知県大会:2回戦敗退
2020年夏の愛知県大会:4回戦敗退(不戦敗)
大学時代の成績
2021年春季リーグ戦:5位(5試合 打率.000 0安打 0本塁打 0打点)
秋季リーグ戦:2位(1試合 打率.000 0安打 0本塁打 0打点)
2022年春季リーグ戦:5位(10試合 打率.176 6安打 1本塁打 4打点)
秋季リーグ戦:2位(10試合 打率.351 13安打 0本塁打 3打点)
2023年春季リーグ戦:4位(13試合 打率.245 12安打 2本塁打 10打点)
秋季リーグ戦:3位(12試合 打率.324 12安打 3本塁打 9打点)
2024年春季リーグ戦:1位(12試合 打率.256 11安打 3本塁打 10打点)
秋季リーグ戦:1位(13試合 打率.213 10安打 4本塁打 16打点)
秋季リーグ優勝決定戦:優勝(1試合 打率.400 2安打 0本塁打 0打点)
全日本大学野球選手権大会:準優勝(4試合 打率.250 4安打 1本塁打 4打点)
明治神宮野球大会:1回戦敗退(1試合 打率.200 1安打 0本塁打 0打点)
※記事内の情報は配信時点の情報です(2024年12月現在)