東京ヤクルトスワローズドラフト4位/【田中陽翔(たなかはると)】 高崎健康福祉大高崎高校
東京ヤクルトスワローズは、ドラフト4位で高崎健康福祉大高崎高校の田中陽翔を指名した。※イラスト/vaguely
輪廓
名前:田中陽翔(たなかはると)
ポジション:内野手
投打:右投げ左打ち
出身:東京都
生年月日:2006年6月25日
身長/体重:183cm/85kg
経歴:狛江市立狛江第六小学校(武蔵府中リーグから東京ヤクルトスワローズジュニア)ー狛江市立狛江第二中学校(東練馬リトルシニア)ー高崎健康福祉大学高崎高等学校
選手としての特徴
元プロの田中充氏を父に持つ大型の内野手で、主に遊撃として起用され、高校の3年間で通算21本塁打を放った。左右へと巧みに打ち分ける打撃力や遠投95mの強肩、50m6秒4の俊足にも目を見張るものがあり、その才能には大きな期待が寄せられている。
球歴
元プロ野球選手で、ロッテとヤクルトの投手として活躍した田中充氏(2002年〜2007年・実働5年)を父に持つ田中は、2006年に東京都狛江市で誕生した。父の影響もあり小学校の頃に野球を始めると、武蔵府中リトルリーグでプレー。小学6年だった2018年にはヤクルトスワローズジュニアに選ばれている。そして東京都狛江市立第二中学校に進学後は関東でも屈指の強豪と言われる東練馬シニアに在籍。3年生の2021年には春夏ともに全国大会で準優勝に輝くなど、大型遊撃手として才能を花開かせていった。
イラスト/vaguely
健大高崎高校での活躍
群馬県にある高崎健康福祉大高崎高校に進学すると、1年生だった2022年の秋にレギュラーを獲得したが、11月に右ヒザの手術を経験し、一時は戦線離脱を強いられることに。この影響により、2年春のセンバツ甲子園ではベンチ入りを果たすことができなかった。2年の秋に再びレギュラーポジションを奪取すると、秋の大会では2番遊撃手として9試合に起用され、打率.471、1打点(34打数16安打)の活躍。持ち前の打撃力で群馬県大会の制覇と関東大会4強入りに貢献した。
3年で迎えた2024年春のセンバツで全国デビューを果たすと、2番・遊撃手として5試合に出場し、打率.350、本0点3の成績を残し、同期の箱山遥人捕手、髙山裕次郎選手らと学校史上初の甲子園優勝を成し遂げた。その後夏の予選では、1番遊撃手としてチームを牽引した田中は、打率.435、2本塁打、6打点の活躍で春に続く甲子園出場を達成。決勝では、前橋商業のエースで日本ハムのドラフト4位指名を受けた清水大暉選手から本塁打を放つなど、攻守にわたって貢献した。だが、春夏連覇を目指して臨んだ甲子園の舞台では、初戦で香川代表の英明高校に1対0で勝利したものの、2回戦では和歌山代表の智弁学園と対戦し、1対2で惜敗。史上8校目の春夏連覇の夢は潰えることとなった。
出場成績
高校時代の成績
2024年春の甲子園:5試合 打率.350 打数20 安打7 本塁打0 打点3 盗塁0
夏の甲子園:2試合 打率.375 打数8 安打3 本塁打0 打点1 盗塁0
群馬県大会予選:24試合 打率.418 打数79 安打33
※記事内の情報は配信時点の情報です(2024年12月現在)