上位陣が僅差で争うブンデスリーガーー堂安律、伊藤洋輝、佐野海舟、日本人選手の活躍からますます目が離せない!
日本人選手が数多く活躍し、勝負の行方も白熱するブンデスリーガ。怪我からの復帰を目指すバイエルンミュンヘン・伊藤洋輝選手と獅子奮迅の活躍をしているマインツ・佐野海舟選手にも注目が集まる。※トップ画像/Getty Images
首位から4位まで勝点わずか3点差内の攻防が続き、なおも熾烈な争いが続く
第7節終了(10月20日)時点のブンデスリーガの首位は、『ABEMAスポーツタイム』コメンテーターの青木宙帆の推す「バイエルンミュンヘン」。第13節が終了している現在も首位をキープしている。
昨シーズン、12年ぶりの無冠に終わった強豪が逆襲へ牙を剥く。2位につけるのがライプツィヒ(現在はフランクフルト)。21歳の司令塔、オランダ代表シャビ・シモンズがキーパーの股を抜く芸術的なシュートでゴールをゲット。そして、3位につけるのが日本代表の堂安律選手所属のフライブルク(現在は7位だ)。
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堂安はここまでシーズンで4ゴール1アシストを挙げ、チームの中心として活躍中。さらに昨シーズン無敗優勝で4位のレヴァークーゼンも大注目。本チームは現在チームをさらに上げ、3位につけている。第7節から現在にいたるまで上位4チームが勝点3差以内でひしめくなど群雄割拠のブンデスリーガからはますます目が離せない(首位のバイエルンは勝点6点と現在は大きく差をつけている)。
その中でも青木が注目するのは、バイエルンミュンヘンのFWハリー・ケイン。第7節ではハットトリックと大活躍。どこにボールが転がってくるかを嗅ぎ取るストライカーとしての嗅覚と、どんな態勢でもゴールを決めきる決定力でチームを牽引(同選手は第12節のボルシア・ドルトムント戦で負傷交代、軽度の右足ハムストリング肉離れうぃ起こして当分の間、試合は欠場)。
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そして、バイエルンには今シーズンから日本代表の伊藤洋輝も所属。移籍後、骨折で戦線離脱しているが、10月に入りトレーニングを再開し、11月中に復帰の見込みだったが、11月5日にクラブが声明を発表し、さらなる手術が必要がわかった。術後は良好とのことだが、当面の間、再び戦線離脱となった。
伊藤には、番組メインコメンテーターの槙野智章も注目。現在、韓国代表キム・ミンジェが守る左センターバックが勝負の場所になるのではないかと発言。攻撃力のあるカナダ代表アルフォンソ・ディヴィスの守る左サイドバックも対応可能だが、堅固な守備と良質の左足からのフィードを持つ伊藤の特徴から左センターバックこそが主戦場になるのではないかと予想していた。復帰後の伊藤の活躍に期待したい。
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伊藤のほかにも、今シーズンは、日本人選手が各チームに所属し、その数全員で8名。その中でも、槙野が期待するのが今シーズン初の海外移籍をした、マインツ所属の佐野海舟。豊富な運動量と強力なボール奪取力を武器に、対戦選手からの評価も極めて高く、現在フルタイムで活躍中。先日の第13節、マインツ対ヴォルフスブルク戦(日本時間12月8日)での圧巻プレーでSNSを沸かせていた。今後の佐野の活躍にますます注目だ。
『ABEMAスポーツタイム』
タイトル:#59
配信日:2024年10月27日(日)22:00~ 毎週日曜日配信
内容: スポーツ界をにぎわせている話題から最新情報まで、番組ならでは視点で取り上げる"スポーツ"が一層面白くなる番組。
※記事内の情報は番組放送時点の情報です