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“安住〜戰國母雞”主演川內裡奈的報導! 〜從劇場看到的體育運動的共同點〜

2016年11月27日、東京・Zepp ブルーシアター六本木にて上演された「あずみ~戦国編」。 体当たりで激しい立ち回りシーンが披露され、主演を務めた川栄李奈のダイナミックな演技には各界から賞賛の声が上がった。表現方法こそ違うが、 演劇もスポーツの世界も観客を魅了し、心を鷲掴みにして離さない。

圖標Ippei Ippei | 2016/12/11
「あずみ」は、マンガ誌「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で1994~2014年の20年間連載され、文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した、小山ゆうの時代劇マンガである。

昨年上演の「AZUMI 幕末編」から時をさかのぼり、関ヶ原の戦いを終えたあとの乱世を舞台に物語が繰り広げられていく。

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刺客として育てられた宿命を、少女あずみの生きざまとともに描く作品で、テーマは『正義とは何か』。いろんな戦争において、それぞれの正義は違う。味方の側の正義と、敵の側の正義。何と戦えば正義なのか?

幕末という変化の時代を、葛藤の中で生きる1人の少女が戦国時代を捉えていく壮大な物語だ。

「AZUMI 幕末編」では100人斬りに臨み、今回は“500人斬り”に挑む川栄李奈。胸に響くストーリー、スピード感と迫力感溢れる殺陣シーンの連続。

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キングギアで俳優 勝村政信さんの取材時に聴き、印象に残った言葉がある。

「サッカーと芝居はポジショニングが大事。演劇で言う『ミザンセーヌ』、フランス語で『舞台に置く』と言う意味ですが、能力の高い人は役が輝くような絶妙な位置に行くんです」

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舞台上では、あずみが絶妙なポジショニングを見せ、他の俳優陣が躍動。完成度の高い名作となった。

終幕後のカーテンコールでは、観客からのスタンディングオベーション、拍手喝采がZepp ブルーシアター六本木に鳴り響いた。

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女優として、更なる進化を証明した川栄李奈。来年春に始まる大阪局発の地域ドラマ『アオゾラカット』(NHK BSプレミアム)でヒロインが決まり、益々の活躍が期待される。

川栄李奈オフィシャルブログ   http://ameblo.jp/rina-kawaei-blog/

取材協力/エイベックス・ヴァンガード株式会社