Shonan的魔術師Maki Makito採訪vol.2“我覺得摸很多球是一個有趣的起點”
本賽季F聯賽的一大主題絕對是Shonan Bellmare的突破。在Shonan Bellmare,其目標是進入第一場季后賽,有一名男子在後衛中佔有重要地位,同時平衡了作為球隊轉導角色的進攻。它是Masato Makimagi(29)。在第2卷中,他告訴我我在那裡感受到的五人制足球的五人制足球,他遇到五人制足球的原因,以及我在轉入五人制足球後感受到的與足球的不同之處。
瀨川大輔
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2017/11/29
ーー高校サッカーでも活躍し、サッカーで上を目指していた刈込選手がフットサルに転向したのはどんなきかっけだったのでしょうか?
小・中・高とプロサッカー選手を目指して頑張っていましたが、結局、夢がかなわず、高校サッカーが終わってからは、燃え尽きてしまったような感覚になっていました。
だから、大学に入学しても、サッカー部には入らず、1年ほどは何もしていない時期がありました。
でも、なんだか物足りなくなってきちゃって、やっぱりボールを蹴りたいなっていう気持ちが自分の中に沸いてきたんです。
ちょうど僕の自宅近くに、湘南ベルマーレのサテライトチームであるロンドリーナの練習場があったので、当時、P.S.T.C LONDRINA(以下、ロンドリーナ)に所属していた静学の先輩に連絡をして、練習に参加させてもらうようにことになったのが、フットサルとの出会いでした。
ーーフットサルに転向してみてどうでしたか?
やっぱり最初は衝撃を受けましたね。わかりやすいところで言えば、足裏の使い方はサッカーにはないところですし、コートが狭いのでプレッシャーが本当に速いんですよね。
だから、ボールの受け方とか、マークを外す動きなんかは、すごく勉強になりました。また、サッカーの場合は、積極的にドリブルを仕掛けていくことができますけど、フットサルの場合は、奪われたらすぐにピンチになってしまうんですよね。
だから、仕掛けどころも違いますし、サッカーとの違いがあまりにも多くて、「どうしたらいいんだろう」って迷った時期もありましたし、上手くいかない時期もありました。
だけど、当時のロンドリーナは、20代・30代の選手も多くて、色んな世代の方とプレーできて、フットサルのイロハを教えてもらえたのは、本当に楽しかったですね。
ーーいまのポジションは、フィクソの位置にいることが多いですよね?
そうですね。僕は身体が小さいこともあって、本来はアラなんですけど、監督やコーチの指示もあって、いまは、わりと一番後方にいることが多いですね。
でも、自分で意識してゲームをコントロールしながらやれるのは、フィクソの面白いところの一つですね。
ーーゲームをコントロールしているということですが、何手くらい先をイメージしてプレーしているのでしょうか?
読めるときは、3手、4手先をイメージしてパスを出しています。瞬間的な閃きなんでしょうけど、ダイレクトでパン・パン・パンとパスが繋がればここにボールが行くなって。
そういうイメージを仲間と共有できたときに、はじめてすごいプレーになるんだと思いますが、そういう時はやっぱり気持ちいいですよね。
ーー湘南ベルマーレは他チームに比べても、戦術的な約束事が多いイメージがあるのですが、いかがでしょうか?
チームがやろうとしているフットサルは、本当に細かいし深いんですよね。だからそれを身に付けるのは、本当に大変ですね。しかも、戦術が毎週のように変わりますからね。「あれ、なんだっけ?」って思うことも多々ありますよ(笑)。
でも、長くチームにいる分、戦術の理解度も高くないといけませんからね。今シーズン、コンスタントに試合に出ている日本人選手の中では、僕が最年長かもしれませんね。
ーー監督やコーチからの信頼が厚いことは、起用のされ方を観ていてもわかりますよね。そんな刈込選手にとって、フットサルの魅力とは何でしょうか?
僕は、ボールにたくさん触れるってことが、楽しいと思える原点だったような気がします。
サッカーの場合、自分のポジションから遠い場所にボールがあるときって、休むこともできるし、多少気が抜けるかもしれませんが、フットサルの場合は、コートが狭くて、常にゴール前の攻防が行われているスポーツなので、気を抜けないっていう違いはあります。
守備の時も攻撃の時も、ボールを持っている時も持っていない時も、常に頭をフル回転させていないといけないというのは、魅力ですよね。チームの戦術をどう出そうかとか、相手のボールをどこで奪おうかとか。
ーー常に考えながらプレーしないといけないフットサルにおいて、お客さんには刈込選手のどんなプレーを観てもらいたいですか?
攻撃の部分では、僕の一番の特徴であるドリブルを観てもらいたいなと思います。守備の面では、頭を使った身体が小さいなりの守備を観てもらいたいですね。
ーーどんな工夫をされているのでしょうか?
例えば、守備で言えば、インターセプトを狙うために、相手のポジションを見ながら他の味方選手を動かしたりしています。
また、僕が相手にするピヴォの選手は、身体大きい人が多いんですけど、その選手にボールが入ったときのボールの奪い方なんかも工夫しています。
攻撃の時も、身体をぶつかられてしまうと厳しいので、ぶつからないようにマークを外したり、自分の距離感で1対1を仕掛けたりといったところは、工夫しないとやっていけないですね。だって、僕より10cmは大きいし、体重も10~15kgは違いますからね(笑)。
ーー最近では、サッカーではなくフットサルへの道を選択する子も出てきています。サッカーとフットサルは違う競技だと思いますが、フットサル選手になるにはどういった練習が有効ですか?
サッカーもフットサルも、同じフットボールですし、技術とか判断の本質は同じなんじゃないかなと思っています。
細かいところでは違うとおもいますが、特に小さい頃は、サッカーもフットサルも同じように、なんでも吸収していくのが良いと思います。
僕も普段、小中学生の子供たちを指導していますが、サッカー大会にも出場していますし。もちろんフットサルの要素も取り入れながらですけどね。
ーーフットサルをやると、視野が狭くなるといった批判もありますが、どう思いますか?
たしかにそういう声もありますし、全くないといえば嘘になりますが、サッカーでも、ディフェンスが集結して小さな局面の中でボールを奪おうとするので、ディフェンスの間をどう抜けていくのかというのは、サッカーもフットサルも同じですからね。
距離感が違うだけという程度で、実際、いま小中学生を指導していて、サッカーとフットサルの両方をやっていることは、本当にすごくいいことだなと。
両方の要素を吸収できたら、サッカーにもフットサルにもプラス
になるし、本当に頭の良い選手が育つんじゃないかと思います。
按照第3卷。
(照片·句/川靖康)
小・中・高とプロサッカー選手を目指して頑張っていましたが、結局、夢がかなわず、高校サッカーが終わってからは、燃え尽きてしまったような感覚になっていました。
だから、大学に入学しても、サッカー部には入らず、1年ほどは何もしていない時期がありました。
でも、なんだか物足りなくなってきちゃって、やっぱりボールを蹴りたいなっていう気持ちが自分の中に沸いてきたんです。
ちょうど僕の自宅近くに、湘南ベルマーレのサテライトチームであるロンドリーナの練習場があったので、当時、P.S.T.C LONDRINA(以下、ロンドリーナ)に所属していた静学の先輩に連絡をして、練習に参加させてもらうようにことになったのが、フットサルとの出会いでした。
ーーフットサルに転向してみてどうでしたか?
やっぱり最初は衝撃を受けましたね。わかりやすいところで言えば、足裏の使い方はサッカーにはないところですし、コートが狭いのでプレッシャーが本当に速いんですよね。
だから、ボールの受け方とか、マークを外す動きなんかは、すごく勉強になりました。また、サッカーの場合は、積極的にドリブルを仕掛けていくことができますけど、フットサルの場合は、奪われたらすぐにピンチになってしまうんですよね。
だから、仕掛けどころも違いますし、サッカーとの違いがあまりにも多くて、「どうしたらいいんだろう」って迷った時期もありましたし、上手くいかない時期もありました。
だけど、当時のロンドリーナは、20代・30代の選手も多くて、色んな世代の方とプレーできて、フットサルのイロハを教えてもらえたのは、本当に楽しかったですね。
ーーいまのポジションは、フィクソの位置にいることが多いですよね?
そうですね。僕は身体が小さいこともあって、本来はアラなんですけど、監督やコーチの指示もあって、いまは、わりと一番後方にいることが多いですね。
でも、自分で意識してゲームをコントロールしながらやれるのは、フィクソの面白いところの一つですね。
ーーゲームをコントロールしているということですが、何手くらい先をイメージしてプレーしているのでしょうか?
読めるときは、3手、4手先をイメージしてパスを出しています。瞬間的な閃きなんでしょうけど、ダイレクトでパン・パン・パンとパスが繋がればここにボールが行くなって。
そういうイメージを仲間と共有できたときに、はじめてすごいプレーになるんだと思いますが、そういう時はやっぱり気持ちいいですよね。
ーー湘南ベルマーレは他チームに比べても、戦術的な約束事が多いイメージがあるのですが、いかがでしょうか?
チームがやろうとしているフットサルは、本当に細かいし深いんですよね。だからそれを身に付けるのは、本当に大変ですね。しかも、戦術が毎週のように変わりますからね。「あれ、なんだっけ?」って思うことも多々ありますよ(笑)。
でも、長くチームにいる分、戦術の理解度も高くないといけませんからね。今シーズン、コンスタントに試合に出ている日本人選手の中では、僕が最年長かもしれませんね。
ーー監督やコーチからの信頼が厚いことは、起用のされ方を観ていてもわかりますよね。そんな刈込選手にとって、フットサルの魅力とは何でしょうか?
僕は、ボールにたくさん触れるってことが、楽しいと思える原点だったような気がします。
サッカーの場合、自分のポジションから遠い場所にボールがあるときって、休むこともできるし、多少気が抜けるかもしれませんが、フットサルの場合は、コートが狭くて、常にゴール前の攻防が行われているスポーツなので、気を抜けないっていう違いはあります。
守備の時も攻撃の時も、ボールを持っている時も持っていない時も、常に頭をフル回転させていないといけないというのは、魅力ですよね。チームの戦術をどう出そうかとか、相手のボールをどこで奪おうかとか。
ーー常に考えながらプレーしないといけないフットサルにおいて、お客さんには刈込選手のどんなプレーを観てもらいたいですか?
攻撃の部分では、僕の一番の特徴であるドリブルを観てもらいたいなと思います。守備の面では、頭を使った身体が小さいなりの守備を観てもらいたいですね。
ーーどんな工夫をされているのでしょうか?
例えば、守備で言えば、インターセプトを狙うために、相手のポジションを見ながら他の味方選手を動かしたりしています。
また、僕が相手にするピヴォの選手は、身体大きい人が多いんですけど、その選手にボールが入ったときのボールの奪い方なんかも工夫しています。
攻撃の時も、身体をぶつかられてしまうと厳しいので、ぶつからないようにマークを外したり、自分の距離感で1対1を仕掛けたりといったところは、工夫しないとやっていけないですね。だって、僕より10cmは大きいし、体重も10~15kgは違いますからね(笑)。
ーー最近では、サッカーではなくフットサルへの道を選択する子も出てきています。サッカーとフットサルは違う競技だと思いますが、フットサル選手になるにはどういった練習が有効ですか?
サッカーもフットサルも、同じフットボールですし、技術とか判断の本質は同じなんじゃないかなと思っています。
細かいところでは違うとおもいますが、特に小さい頃は、サッカーもフットサルも同じように、なんでも吸収していくのが良いと思います。
僕も普段、小中学生の子供たちを指導していますが、サッカー大会にも出場していますし。もちろんフットサルの要素も取り入れながらですけどね。
ーーフットサルをやると、視野が狭くなるといった批判もありますが、どう思いますか?
たしかにそういう声もありますし、全くないといえば嘘になりますが、サッカーでも、ディフェンスが集結して小さな局面の中でボールを奪おうとするので、ディフェンスの間をどう抜けていくのかというのは、サッカーもフットサルも同じですからね。
距離感が違うだけという程度で、実際、いま小中学生を指導していて、サッカーとフットサルの両方をやっていることは、本当にすごくいいことだなと。
両方の要素を吸収できたら、サッカーにもフットサルにもプラス
になるし、本当に頭の良い選手が育つんじゃないかと思います。
按照第3卷。
(照片·句/川靖康)