Dsc 0063

カリスマスパイク博士が、サッカー日本代表選手がロシアワールドカップで履くスパイクを解剖‼︎ 『PUMA、umblo、adidas編』

2018年サッカーワールドカップ・ロシア大会が開幕した。日本代表選手たちは、一体どのスパイクを履いて、コロンビア、セネガル、ポーランドとの戦いに挑むのか?FUTABA SOCCER WORLDのカリスマスパイク博士の高橋竜也氏が、豊富な知識をもとに、熱くピンポイントに代表選手が履くスパイクの特長や強みを語った。

圖標aff20898 d2d2 431d 8b05 0f3c5e5ae91bHidemi Sakuma | 2018/06/18
Thumb dsc 0023


Thumb dsc 0030

川島永嗣選手、東口順昭選手
着用予定
PUMA FUTURE(プーマ・フューチャー)

高橋:ネットフィットと言いまして、紐の結びを自由にカスタマイズできるのが特長となります。選手それぞれが固定したいところを自分で決めることができるから素晴らしいですよね。

素材は人工皮革でしてボールを強く遠くへ蹴りやすくなっていると思います。足入れ口がニット素材となっていますので、フィット感が抜群です。キーパーの着用率が高いみたいです。足がグランドに擦れることが多いので人工皮革が良いのでしょうね。
 

Thumb dsc 0032

長谷部誠選手着用予定
 
PUMA ONE(プーマ・ワン)

高橋:履き心地が良くなっていて、新しくフューズフィットと呼ばれるものを採用しています。足首回りをしっかりと固定するように作られています。長谷部選手はボランチやリベロをやることが多いですから、様々な動きをするタイプの選手に非常に適していると思いますね。

革がカンガルーアッパーなので足馴染みがしやすく
、足入れをした瞬間から足にフィットします。流形をなくすことでボールとスパイクとの隙間をなくしてボールタッチが非常にスムーズとなるでしょう。
 

Thumb dsc 0033

柴崎岳選手着用予定
 
umblo  U by GAKU(ユー・バイ・ガク)

高橋:柴崎選手出身の青森の伝統工芸「こぎん刺し」をモチーフにした特長のあるデザインとなっています。このような柄を入れることで、ジャパン・スピリットを表現しているんでしょうね。こちらから日本を愛する気持ちを感じることができます。

シューズの作りとしては、非常にシンプルでカンガルー革と人工皮革のブレンドアッパーとなっています。とにかく軽いので非常に動きやすいと思います。今回代表選手たちが着用しているスパイクの中では、上から2、3番目に軽量さがあると思います。柴崎選手のしなやかな動きと華麗なボールタッチを助けてくれる素晴らしいモデルになっていると思います。

Thumb dsc 0034

宇佐美貴史選手
着用予定
adidas  PREDATOR(プレデター)

高橋:フランス代表のポグバ選手も履く予定となっています。コントロールスキンといって人工皮革ですが、非常に柔らかくてモチモチっとした質感があります。特長としては、フィンというアッパーに流形にすることによって、ボールタッチをしっかりサポートするのを実現できるようになっています。
 

隠れたストーリーがありまして、1998年のワールドカップの時にプレデターのアクセレレーターというモデルがありました。アレッサンドロ・デルピエロ選手など限られた選手でないと着用できないカラーだったんですよね。今回は、そのカラー復刻版となっています。

Thumb dsc 0035

武藤嘉紀選手、中村航輔選手
着用予定
adidas  NEMEZIZ(ネメシス)

高橋:アルゼンチン代表のメッシ選手も着用予定となっています。足をバンテージでグルグル巻いて固定したフィッティングを実現しています。アジリティーバンテージという素材をアッパー部分に使用しています。ソックスとは少し違うんですが、足全体を優しくしっかりホールドして次への動きや捻陵を可能にし、足をスムーズに運べるようなシューズとなっていますね。

ボールタッチに関しては、バンテージ感が強いのでファーストタッチのトラップがしやすいと思います。スピードとアジリティを助けてくれる素晴らしいシューズですね。
 

拇指 dsc 0036

香川真司選手、槙野智章選手、酒井高徳選手、植田直通選手
着用予定
adidas  X(エックス)  

高橋:adidasがワールドカップに向けて新たに作り出したX18.1シリーズとなります。スピードメッシュという新しいアッパーを採用してまして、非常に軽いですね。足入れも非常に良くて、究極のスピードを求めたい選手に相応しいシューズです。これを履けば、体から放たれる素晴らしいボールタッチや素早い動きを実現できると思います。  


雙葉足球世界 


採訪照片/ Hidemi Sakuma