方正K的自己的soliloquence·額外版本vol.16“身體脂肪的大反擊29.9％/我進入了我的身體！第9部分 - 我將以一種便利的食物飲食為動力“
當我和孩子一起去泳池時，這將是一個尷尬的身體！ Kimiko Tatsuhito（50歲）是一位不喜歡運動的嗜酒愛好者的讚助商，遇到一位私人教練，開始訓練目標是幾乎沒有身體，但他花了太多的努力鍛煉和肌肉疼痛...... 。
金子 達仁
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2016/11/25
初回のトレーニングの翌日は悶絶するほどの筋肉痛に襲われたにも関わらず、２回目の翌日はそんなでもなかった。１回目を100だとすると、５ぐらいだった。
「あ、みなさんそんな感じみたいですよ」
驚きと安堵を込めたわたしの申告を聞くと、我がパーソナル・トレーナーのキム・ガンミョン君はさもありなんとばかりにうなずいた。
「しばらくクルマの運転ができなかったとか、自転車に乗れなかったとかいう方もいらっしゃいますけど、あくまで最初だけなんですよね」
ガンミョン君が言うには、わたしが襲われた凄まじい激痛は、しばらく使っていなかった神経回路に久方ぶりに負荷がかかったことで起きたものらしかった。
確かに、かつて筋トレに勤しんだころは、トレーニングを終えると筋肉がパンプする感覚が残ったものだが、今回、そんな感覚は皆無だった。とにかく痛い。ただそれだけ。なるほど、錆び付いた神経回路の開通作業だと聞けば納得もいった。
トレーニング自体の負荷は、２回目よりも３回目、３回目よりも４回目といった具合に少しずつ大きくなっていった。それでも、初回を超える、あるいは匹敵するような痛みに襲われることはもうなかった。
ただし、それまでにやったことのない部位のトレーニングが組み込まれると、確実に結構なレベルの筋肉痛は待っていたのだが。
それでも、恐怖を覚えるほどの痛みから解放されたことで、トレーニングに対するわたしの気持ちはずいぶんと前向きになった。当日、目が覚めた途端に憂鬱になることもなくなった。
だが、一難去ってまた一難。
筋肉痛に代わって頭痛の種となる問題が浮かび上がってきた。
食の問題である。 何せ、トレーニング初日の測定で、体脂肪率が29・9パーセントだったわたしである。あろうことか、２回目のトレーニング前に行った計測では、実に32パーセントという驚異的な数字を記録してしまったわたしである。
「体脂肪率29・9パーセントからの大逆襲」というコピーを「32パーセントからの大逆襲」に変更しなければならないわたしである。
ガンミョン君曰く「この体重計って結構誤差ありますし、あと、体脂肪率って水分によってもずいぶん変わるんですよね」とのことで、実際、水をガブ飲みしながら行ったトレーニング後の測定では、さらにコンマ数パーセントも数値は上がっていたが、なんにせよ、相当な脂身が内面に張りついてしまっているわたしである。
「せめて体脂肪率を15パーセントまでは落とさないと、せっかく腹筋を鍛えても、表には見えてこないでしょうね」とガンミョン君は言う。
でもって、そこまで体脂肪を落とすには、食生活を大幅に見直す必要がある。というわけで、トレーニングが始まってから、できる限り炭水化物をカットし、脂肪分の多いものをカットし、プロテインを摂取し‥‥という食生活に切り換えていたのだが──。
１週間で飽きた。
炭水化物は旨い。脂っこいものは旨い。プロテインは相変わらず不味い。野菜だったらなんでもいいだろうと思っていたら、大根やにんじんは結構な糖分があるのでできることならば避けておいた方がいいと言う。
さらに困ったのは、出先で食事を取らなければならない場合である。家であれば自分で料理をしてカロリーや脂肪分をコントロールすることもできるが、外食となるとそうもいかない。
飽きてきた上に「外食だから仕方ねえよな」というエクスキューズが絡み、食事制限への意欲は早くも危機的状況を迎えつつあった。
「‥‥ということなんだけど、どうしたらいい？」 あれは確か、４回目か５回目のトレーニングが終わった後だから、開始して２週間がたったぐらいの時期だったと思う。
このままではせっかく必死になって腹筋を鍛えても、お相撲さんのようにシックスパックはまるで見えない、との状況になりかねない。すがるように思いでガンミョン君に相談すると、意外な答えが返ってきた。
「あ、ダイエットってコンビニでもできますよ。じゃ、近くのお店まで一緒に行きましょうか。で、お勧めの食材、お教えしますよ」
いまにして思えば、この時が分水嶺だった。ここでガンミョン君に教えられた食材が、ダイエットには最適であってもただそれだけというか、とても旨いとはいえないものばかりであれば、わたしは間違いなく挫折していた。
枝豆。ささみスモーク。ペッパービーフ、たこぶつ、いか明太子焼、ゆでたまご、スモークタンスティック、砂肝の黒こしょう焼き。サバの水煮──。
セブンイレブンに入ってほんの数分で、ガンミョン君はあっという間にお勧め食材をピックアップしていた。大変ありがたいことに、これらの食材はすべて旨く、また、すべて酒のつまみになるものばかりだった。
幸い、うちの一番近くにあるコンビニも、それから息子の幼稚園の一番近くにあるコンビニもセブンイレブンだった。ということは、ガンミョン君のお勧め食材はいつでもすぐ手に入れることができるということだった。
危機は、回避された。さらに──。
トレーニングを初めてから２週間ぐらいがたった時だっただろうか。わたしのやる気スイッチ・ターボをポチッと押される出来事があった。キングギアの定例会議が終わると、スタッフの“キング”こと池田君が言ったのだ。
「カネコさん、なんか首回りがスッキリしてきましたね」
覆蓋範圍合作/如果您對流行的一對一健身房（代代木上原步行5分鐘）感興趣，請點擊頂部橫幅！
「あ、みなさんそんな感じみたいですよ」
驚きと安堵を込めたわたしの申告を聞くと、我がパーソナル・トレーナーのキム・ガンミョン君はさもありなんとばかりにうなずいた。
「しばらくクルマの運転ができなかったとか、自転車に乗れなかったとかいう方もいらっしゃいますけど、あくまで最初だけなんですよね」
ガンミョン君が言うには、わたしが襲われた凄まじい激痛は、しばらく使っていなかった神経回路に久方ぶりに負荷がかかったことで起きたものらしかった。
確かに、かつて筋トレに勤しんだころは、トレーニングを終えると筋肉がパンプする感覚が残ったものだが、今回、そんな感覚は皆無だった。とにかく痛い。ただそれだけ。なるほど、錆び付いた神経回路の開通作業だと聞けば納得もいった。
トレーニング自体の負荷は、２回目よりも３回目、３回目よりも４回目といった具合に少しずつ大きくなっていった。それでも、初回を超える、あるいは匹敵するような痛みに襲われることはもうなかった。
ただし、それまでにやったことのない部位のトレーニングが組み込まれると、確実に結構なレベルの筋肉痛は待っていたのだが。
それでも、恐怖を覚えるほどの痛みから解放されたことで、トレーニングに対するわたしの気持ちはずいぶんと前向きになった。当日、目が覚めた途端に憂鬱になることもなくなった。
だが、一難去ってまた一難。
筋肉痛に代わって頭痛の種となる問題が浮かび上がってきた。
食の問題である。 何せ、トレーニング初日の測定で、体脂肪率が29・9パーセントだったわたしである。あろうことか、２回目のトレーニング前に行った計測では、実に32パーセントという驚異的な数字を記録してしまったわたしである。
「体脂肪率29・9パーセントからの大逆襲」というコピーを「32パーセントからの大逆襲」に変更しなければならないわたしである。
ガンミョン君曰く「この体重計って結構誤差ありますし、あと、体脂肪率って水分によってもずいぶん変わるんですよね」とのことで、実際、水をガブ飲みしながら行ったトレーニング後の測定では、さらにコンマ数パーセントも数値は上がっていたが、なんにせよ、相当な脂身が内面に張りついてしまっているわたしである。
「せめて体脂肪率を15パーセントまでは落とさないと、せっかく腹筋を鍛えても、表には見えてこないでしょうね」とガンミョン君は言う。
でもって、そこまで体脂肪を落とすには、食生活を大幅に見直す必要がある。というわけで、トレーニングが始まってから、できる限り炭水化物をカットし、脂肪分の多いものをカットし、プロテインを摂取し‥‥という食生活に切り換えていたのだが──。
１週間で飽きた。
炭水化物は旨い。脂っこいものは旨い。プロテインは相変わらず不味い。野菜だったらなんでもいいだろうと思っていたら、大根やにんじんは結構な糖分があるのでできることならば避けておいた方がいいと言う。
さらに困ったのは、出先で食事を取らなければならない場合である。家であれば自分で料理をしてカロリーや脂肪分をコントロールすることもできるが、外食となるとそうもいかない。
飽きてきた上に「外食だから仕方ねえよな」というエクスキューズが絡み、食事制限への意欲は早くも危機的状況を迎えつつあった。
「‥‥ということなんだけど、どうしたらいい？」 あれは確か、４回目か５回目のトレーニングが終わった後だから、開始して２週間がたったぐらいの時期だったと思う。
このままではせっかく必死になって腹筋を鍛えても、お相撲さんのようにシックスパックはまるで見えない、との状況になりかねない。すがるように思いでガンミョン君に相談すると、意外な答えが返ってきた。
「あ、ダイエットってコンビニでもできますよ。じゃ、近くのお店まで一緒に行きましょうか。で、お勧めの食材、お教えしますよ」
いまにして思えば、この時が分水嶺だった。ここでガンミョン君に教えられた食材が、ダイエットには最適であってもただそれだけというか、とても旨いとはいえないものばかりであれば、わたしは間違いなく挫折していた。
枝豆。ささみスモーク。ペッパービーフ、たこぶつ、いか明太子焼、ゆでたまご、スモークタンスティック、砂肝の黒こしょう焼き。サバの水煮──。
セブンイレブンに入ってほんの数分で、ガンミョン君はあっという間にお勧め食材をピックアップしていた。大変ありがたいことに、これらの食材はすべて旨く、また、すべて酒のつまみになるものばかりだった。
幸い、うちの一番近くにあるコンビニも、それから息子の幼稚園の一番近くにあるコンビニもセブンイレブンだった。ということは、ガンミョン君のお勧め食材はいつでもすぐ手に入れることができるということだった。
危機は、回避された。さらに──。
トレーニングを初めてから２週間ぐらいがたった時だっただろうか。わたしのやる気スイッチ・ターボをポチッと押される出来事があった。キングギアの定例会議が終わると、スタッフの“キング”こと池田君が言ったのだ。
「カネコさん、なんか首回りがスッキリしてきましたね」
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