體育x藝術“運動員展”滲透報告的融合!作為主任參與
運動員展“運動員展”從設計的角度在有限的時間內為運動員“概念化”開放。大阪Tsuyoshi先生,設計工程師Hisato Ogata先生,視頻創始人Shunichi Kan先生3位導演,在開幕當天從設計角度揭示了運動員身心的力量秘訣我採訪了我看到的展覽。
西村先生
|
2017/02/24
場所は東京・六本木ミッドタウン・ガーデン内の21_21 DESIGN SIGHT。オープン初日、既に子供から大人まで幅広い客層で会場は賑わいをみせていた。
概要をみると、「アスリートの”鼓動の高鳴り”を是非体感してください」とある。
為末大氏のような元トップアスリートをはじめ、その他にも映像作家からエンジニア、企業、団体機関、アーティストなどを集結させ、このような体感型の企画展を実現させた試みは大変興味深いものだ。参加企業にはスポーツメーカーのアシックス、世界的IT企業のSAPジャパン等10社以上が名を連ねた。
これまでも、スポーツとアートの融合をテーマとした企画展やイベントは数多くみられてきた。近年では、スポーツブランド「PUMA」とアート&ストリートをミックスしたポーランド発ブランド「UEG」のコラボレーション企画や、ビールブランド「Heineken」が音楽・スポーツ・アートが融合したエンターテインメント空間『Heineken Star Lounge』、さらには、海外で飲料メーカー「Red Bull」による世界的スポーツフォトコンテスト『Red Bull Illume』などが記憶に新しい。
だが、これまでの試みは大手ブランド企業1-2社主導によるプロモーションイベント、ファッション系の新商品PRを兼ねた企画もの、雑誌の特集記事や本などの出版物、またはMoMA(ニューヨーク近代美術館)を代表とする大規模美術館にて一部スポーツに関連したアート作品が展示されるようなケースが殆どで、本展のように映像作家からエンジニア、企業、団体機関、アーティストなどが一同に会して1つの企画展を行うのはむしろ珍しい類と思われる。
2017年6月4日(日)まで開催されているので、是非KING GEAR読者には直接足を運んで”生”でその鼓動を体感して頂きたいので、ここでは特に印象的だった展示物の一部をピックアップして紹介したい。
<スーベニアショップ>
まず目を引いたのはレセプション隣にあるスーベニアショップ。こちらの白いバッグである。バレーボール素材で作られており、見かけ以上にとても軽い。手触りも心地よく、手に馴染みやすいのがすぐわかる。デザイン性も良く、機能美としても優秀だ。また、すぐ近くにはバスケットボール素材で作ったバッグや財布、ポーチがある。
また、本展のためにデザインされた完全オリジナルグッズとして、「HURDLER」という架空のスポーツブランドのロゴがあしらわれたTシャツ等もあり、いずれのグッズも実際にその場で購入が可能になっていた。
<プロジェクション映像で世界記録を体感できる「驚異の部屋」>
走り幅跳び、棒高跳び、100m走など、アスリート自身の動きをもとに制作した実寸大のプロジェクション映像により、陸上競技の世界記録を体感できるスポットだ。
実際に目の当たりにすると、いかに万人にはない驚異的な身体能力を駆使して、樹立された記録であるかがはっきりと分かるほどだ。まさにアスリートによって極限状態から発揮された究極のパフォーマンスなのだが、映像による演出はとても幻想的に映る。
実際に目の当たりにすると、いかに万人にはない驚異的な身体能力を駆使して、樹立された記録であるかがはっきりと分かるほどだ。まさにアスリートによって極限状態から発揮された究極のパフォーマンスなのだが、映像による演出はとても幻想的に映る。
※アニメーション:高橋啓治郎(プログラマー)、人体造形:菊地絢女(アーティスト)
<ハワード・シャッツ(フォトグラファー)>
米フォトグラファー・ハワード・シャッツ氏の『Human Body Study』7点が展示された。厳しいトレーニングで鍛え上げられたアスリートの肉体美が、彼のモノクロ写真撮影によってアートになる。リアルに描写された筋肉や血管からは肉体的・精神的強さ、逞しさを表現しているようだ。
<身体拡張のギア>
最後に、アシックス、ゴールドウィン、ミズノ等が手掛けたスポーツギアのディスプレイも圧巻だ。競技上、アスリートにとっては無くてはならないものだが、アスリートの「身体拡張をする道具」でもある。勝負の結果、タイム記録を左右すると言っても過言ではないギアはアスリートにとって必需品であり、生命線であり、また、時代を通じてアートとなる。