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在荷蘭苦苦掙扎的Van Welmeskelken(SC Cambourg)的採訪“我第一次感到穿著舒適的Vol.5 Spike”

高校を卒業後にJリーグを経ないでエールディヴィジ(オランダ1部リーグ)でプロデビュー。オランダでの活躍が目に留まり、2016年にはリオ五輪を目指すU-23日本代表にも選らばれた。そんなファン・ウェルメスケルケン・際さんに自身のルーツと現在について詳しく聞かせてもらった。Vol.5ではスパイクをはじめとするこだわりの逸品を詳しく聞かせてもらった。

圖標16466945 810048175800857 1247399717 n小池菊池 | 2018/08/15
Vol.4はこちらから

―― スパイクの話に戻りますが、ミズノさんにはいつからサポートしてもらっているんでしたっけ?   

邊緣 U23日本代表に入るちょっと前くらいからです。2016年からですね。
  

―― 何がきっかけだったのですか?   

邊緣 バサラが出た時に軽くて、足形が日本人にフィットするので履いていました。その後に、たまたまミズノさんと知り合うきっかけがあり、サポートをという話を頂きました。   

その時に、ミズノさんの既にあるシューズをいくつか試させてもらって、一番モレリアネオが足にフィットしたので、そこからずっとネオを履いています。履いていて気持ちがいいんですよ。

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―― 今日の練習でもモレリアネオを履いてましたね。   

邊緣 今まで履いた靴で、初めて履いて気持ち良いと思いました。それがやっぱり決め手というか、ミズノさんの凄さ、強みかなと思います。
   
選手がピッチの上で唯一カスタマイズして使えるものがスパイクです。その最も大切な部分でミズノさんの質に出会えたことは選手として幸せだと思ってます。   

―― スパイクの他にこだわりや海外で重宝している物はありますか?
   
邊緣 東京西川さんのマットレスです。初めて横になった時、こんなに寝ることは気持ちいいのか!と驚かされました。   

練習で疲れて帰ってき少し横になったら、気持ちよすぎて知らないうちに寝てたなんてことはよくあります。  

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今までは起きた時、体のどこかしらが痛かったり、疲れが残ってたりする日が多かったんです。
東京西川さんのAirにしてからは全くそういう日は無くなりました。毎日本当に体が楽になりますし、寝てて気持ちいいです。   

今ではポータブルクッションやネックピロー、枕、マットレスなど、たくさんの場面で愛用、そして体をサポートしていただいてます。移動時や移動先での疲れが違いますからね。   

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ミズノさんのスパイクにしても、東京西川さんのマットレスにしても、どちらも本当に気持ちいいという感覚になります。   

スパイクで気持ちいいという感覚になれるものはほとんど無いと思います。そして残念ながら巡り会えないで終わってしまう選手も多いと思います。  

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なので日本人選手だけでなく、海外の選手にももっと広まって行ってほしいなと思います。マットレスも騙されたと思って一度横になってもらいたいですね。これが本当の寝てて気持ちいいという感覚なんだな!と知覚すると思います。   


本当に日本の技術力やクオリティは世界的にも高いと思います。もっと世界に広まって行って欲しいですし、僕自身も架け橋になれたらいいと思ってます。   

―― アスリートにとって睡眠は本当に重要だと思うので、良いものと出会えて良かったですね。日本の技術力を是非とも海外の方々へ伝えていって欲しいです!サッカーの話に戻りますが、2017年からSCカンブールですよね?   

邊緣 2017年の夏からカンブールです。4月末頃にちょうど1年(1シーズン)が終わったところです。   

―― 移籍のきっかけは?   

邊緣 僕自身がドルトレヒトで二年間やってきて、その二年を通して、学べる部分はもうないかなと思ってきたんです。二年間やってきて、練習や試合で、緊張感がなくなってきていると思ったんです。   

普通は試合の時は緊張するじゃないですか。自分のレベルが上がってくると、例えば小学生の試合に入ってもそんなに緊張はしないじゃないですか。単純な話ですけど、そのレベルにいても成長できないなと感じ始めました。   

毎日、緊張感があって、何とかしがみついていくレベルでサッカーをしないと成長できないという焦りを感じたからです。   

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去年の夏に、エールディビジ(1部)のAZアルクマールの練習に参加させてもらって、ある程度の評価を頂きました。

ただ当時所属していたドルトレヒトがジュピラーリーグ(2部)の下位にいたので、エールディヴィジのいきなりトップ5のAZとはギャップがありすぎるので、もうワンステップ踏んでおいた方が選手として伸びるよねという話になりました。   


その時にちょうどSCカンブールから話を頂きました。カンブールはどちらかというとエールディヴィジに昇格しなければいけないチームです。   サポーターも一万人くらい入るので、良い緊張感の中でサッカーが出来るなと思ったので移籍をさせてもらいました。   

―― だいたい毎回一万人くらい入るのですか?対戦カードによるとは想いますけど。   

際 本当にほぼ毎回一万人が入りスタジアムは満員です。  

―― この街の人たちがみんな来るんですね。街に愛されているチームなんですね。   

邊緣 満員のスタジアムの迫力は本当にあります。ここのサポーターは0か100なので、負けたらブーイングですし、勝ったらお祭り騒ぎだし。本当にはっきりしています。   

―― 昨シーズンの最終戦となった入れ替え戦は悲劇でしたよね・・・   

邊緣 悲劇でしたね。本当に。  

―― 1戦目は4-1で勝っていたのに2戦目を1-4で負けてPK戦になり敗れて1部に昇格出来ずに敗退という非常に厳しい結果となりましたよね。   

邊緣 甲子園には魔物がいるという言葉があるじゃないですけ。本当にそういった感じでしたね。サッカーってこういうことが起きるスポーツなんだな!って改めて学んだ試合となりました。 


Vol.6に続く

オランダでの写真:菊池康平