Tsukemasa Tsuyoshi採訪者vol.1誰走過準備生活足球生活“穗是身體的一部分”
今季、10年間在籍した浦和レッズを離れ、湘南ベルマーレへと完全移籍をしたMF梅崎司に愛用するスパイクについて聞いてみると、そこには彼の壮絶な生い立ちと、サッカーでのし上がって来た強固なメンタリティー、そして熱い情熱と謙虚な心が浮かび上がって来た。梅崎司の衝撃的な半生を綴った話題作『15歳サッカーで生きると誓った日』の共同制作者 安藤隆人がインタビュアーになり、その本音に迫った。
Takuto Ando
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2018/01/26
長崎県諫早市出身で、高校進学と共に大分トリニータU-18に進み、トップ昇格を果たすと、2007年にフランス2部リーグのグルノーブルに移籍。
僅か3ヶ月で海外挑戦は終わったが、この年のU-20W杯(カナダ)に出場し、復帰した大分で躍動した結果、2008年に前年のアジアチャンピオンクラブである浦和へ移籍を果たした。 そこから10年間、浦和一筋でプレーをした彼は、度重なる怪我に苦しめられた。
しかし、そこから軌跡とも言えるカムバックを繰り返し、浦和の7番としてチームの歴史を刻んで来た。昨季は自身の入団前年以来となるACL優勝を経験。出場時間こそ1分足らずだったが、歴史的な瞬間をピッチの上で迎えた。
正如我在2018賽季初提到的,我完全轉移到了湘南貝爾馬爾。他自己說他對浦和紅隊有相當的依戀,並且很擔心離開。
しかし、湘南を率いるチョウ・キジェ監督が梅崎との面談の際に、涙ながらに獲得を希望し、心は大きく動いたことが移籍決断の大きな要因だった。
「選手との面談で泣いたのは初めて。それくらい心を揺さぶられる選手」チョウ監督自ら、明かしたように、梅崎司という人間性、熱意を感じ取っていた。
それは浦和サポーターも同じで、昨季は怪我もあり、正直レギュラーになりきれない存在だった彼を愛し、湘南移籍を悲しみ、彼の決断を尊重した。
彼のプレースタイルは非常に分かりやすく、抜群のアジリティーとスピードで相手の守備網を切り裂いて行くドリブルが武器だ。かと言ってドリブル一辺倒ではなく、ワンタッチプレーやオフ・ザ・ボールの動き、アタッキングサードに潜り込んでからの豊富なアイデアとミドルシュートと、多彩な武器を持つ。
その切れ味鋭いプレーの数々に、浦和サポーターは彼のことを『キレキレの梅崎』という意味を込めて『キレ崎』と呼んでいた。
湘南で再び『キレ崎』を見せられるか。2018年で31歳になる彼に、愛用するスパイクについて聞いてみると、そこには彼の壮絶な生い立ちと、サッカーでのし上がって来た強固なメンタリティー、そして熱い情熱と謙虚な心が浮かび上がって来た。
―梅崎選手にとってスパイクとはどのような存在でしょうか?
梅崎司(以下・梅崎):プレーのキレを出すための大事な道具、いや『身体の一部』ですね。僕はプレースタイル的にキレが命なので、そこにどう影響するかでスパイクを決めています。
―キレを出すポイントとは?
梅崎:グリップ力ですね。ターンするときに横ズレするスパイクはダメですね。今履いているのはアディダスのエックスなのですが、このスパイクは一切ズレないですね。
ターンするときに自分が求めている『反動』をくれるんです。自分が求めるスパイクのリアクションというものがあって、そのリアクションから自分のアクションへと移行して行く。一連の流れですよね。
―求めているリアクションとは何ですか?
梅崎:鋭角な動きが出来るかどうかですね。キュッと急停止してそのまま鋭く切り返しが出来るか。先ほど言った芝へのグリップ力もそうだし、その力を次の動きに反動として勢いをもたらしてくれる。もちろんキックの感触もプロとして大事だと思うのですが、僕はキックよりもそっちを優先しています。
―頑丈なスパイクとちょっと柔らかいスパイク。どちらが良いですか?
梅崎:あまり緩すぎるのは嫌ですが、かといって頑丈すぎると側底(足裏の内側)が痛くなったりするので、そこはどちらにもいかない方が良いですね。
―スタッドは関係ありますか?
梅崎:ピッチの状況によりますが、例えば深い芝とか、足元を取られる感じの芝ですと、グリップ力が弱いスタッドはちょっと嫌ですね。グリップが強いものが良いですね。
最近、新しいヴァージョンを履いてみたのですが、それは合わなかったんです。今、手に持っているエックスは凄くフィットしています。
―足に合わないとやっぱり相当プレーに影響が出るものですか?
梅崎:かなり出ますね。僕自身、スパイクは大事にしていたのですが、自分に合うスパイクの重要性を改めて痛感しました。
そうしたら、最近になってネメシスが誕生して、それが大ヒットだったんです。足にフィットするし、求めているリアクションもあって、今はネメシスを履いています。僕の動きに対してすべて求めるリアクションをしてくれますし、側庭が痛くならないですね。
按照第2卷。http://king-gear.com/articles/664
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僅か3ヶ月で海外挑戦は終わったが、この年のU-20W杯(カナダ)に出場し、復帰した大分で躍動した結果、2008年に前年のアジアチャンピオンクラブである浦和へ移籍を果たした。 そこから10年間、浦和一筋でプレーをした彼は、度重なる怪我に苦しめられた。
しかし、そこから軌跡とも言えるカムバックを繰り返し、浦和の7番としてチームの歴史を刻んで来た。昨季は自身の入団前年以来となるACL優勝を経験。出場時間こそ1分足らずだったが、歴史的な瞬間をピッチの上で迎えた。
正如我在2018賽季初提到的,我完全轉移到了湘南貝爾馬爾。他自己說他對浦和紅隊有相當的依戀,並且很擔心離開。
しかし、湘南を率いるチョウ・キジェ監督が梅崎との面談の際に、涙ながらに獲得を希望し、心は大きく動いたことが移籍決断の大きな要因だった。
「選手との面談で泣いたのは初めて。それくらい心を揺さぶられる選手」チョウ監督自ら、明かしたように、梅崎司という人間性、熱意を感じ取っていた。
それは浦和サポーターも同じで、昨季は怪我もあり、正直レギュラーになりきれない存在だった彼を愛し、湘南移籍を悲しみ、彼の決断を尊重した。
彼のプレースタイルは非常に分かりやすく、抜群のアジリティーとスピードで相手の守備網を切り裂いて行くドリブルが武器だ。かと言ってドリブル一辺倒ではなく、ワンタッチプレーやオフ・ザ・ボールの動き、アタッキングサードに潜り込んでからの豊富なアイデアとミドルシュートと、多彩な武器を持つ。
その切れ味鋭いプレーの数々に、浦和サポーターは彼のことを『キレキレの梅崎』という意味を込めて『キレ崎』と呼んでいた。
湘南で再び『キレ崎』を見せられるか。2018年で31歳になる彼に、愛用するスパイクについて聞いてみると、そこには彼の壮絶な生い立ちと、サッカーでのし上がって来た強固なメンタリティー、そして熱い情熱と謙虚な心が浮かび上がって来た。
―梅崎選手にとってスパイクとはどのような存在でしょうか?
梅崎司(以下・梅崎):プレーのキレを出すための大事な道具、いや『身体の一部』ですね。僕はプレースタイル的にキレが命なので、そこにどう影響するかでスパイクを決めています。
―キレを出すポイントとは?
梅崎:グリップ力ですね。ターンするときに横ズレするスパイクはダメですね。今履いているのはアディダスのエックスなのですが、このスパイクは一切ズレないですね。
ターンするときに自分が求めている『反動』をくれるんです。自分が求めるスパイクのリアクションというものがあって、そのリアクションから自分のアクションへと移行して行く。一連の流れですよね。
―求めているリアクションとは何ですか?
梅崎:鋭角な動きが出来るかどうかですね。キュッと急停止してそのまま鋭く切り返しが出来るか。先ほど言った芝へのグリップ力もそうだし、その力を次の動きに反動として勢いをもたらしてくれる。もちろんキックの感触もプロとして大事だと思うのですが、僕はキックよりもそっちを優先しています。
―頑丈なスパイクとちょっと柔らかいスパイク。どちらが良いですか?
梅崎:あまり緩すぎるのは嫌ですが、かといって頑丈すぎると側底(足裏の内側)が痛くなったりするので、そこはどちらにもいかない方が良いですね。
―スタッドは関係ありますか?
梅崎:ピッチの状況によりますが、例えば深い芝とか、足元を取られる感じの芝ですと、グリップ力が弱いスタッドはちょっと嫌ですね。グリップが強いものが良いですね。
最近、新しいヴァージョンを履いてみたのですが、それは合わなかったんです。今、手に持っているエックスは凄くフィットしています。
―足に合わないとやっぱり相当プレーに影響が出るものですか?
梅崎:かなり出ますね。僕自身、スパイクは大事にしていたのですが、自分に合うスパイクの重要性を改めて痛感しました。
そうしたら、最近になってネメシスが誕生して、それが大ヒットだったんです。足にフィットするし、求めているリアクションもあって、今はネメシスを履いています。僕の動きに対してすべて求めるリアクションをしてくれますし、側庭が痛くならないですね。
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